購入価格 約¥2000/個
もう今更メカニカルディスク、しかもシマノの片押し式の時代ではないのでしょうが、敢えて購入してみました。
理由は単純に技術的な興味です。なんせ、MTBは油圧ディスクばかり。他クロスバイクはVブレーキでしたので、メカニカルディスクというのものを触ったことも乗ったこともなかったからです。
パッドの当たりの調整が大変そう・・・ とか、ケーブルの抵抗がいかほど・・・?
と不安や興味がいろいろある中、組み付けを行いました。
組み付け自体は特に難しくありません。またケーブルの取り扱いも当然シフトケーブルと同等。(アウターの構造が違いますが) 結局は、ケーブルでは動かない方(進行方向右側)のパッドのクリアランス調整がキモでした。
実際に走行してみると、Vブレーキのようなフィーリングでブレーキングがなされます。標準装備の [B01S レジン]パッドだということと、パッドクリアランスは大きめにしてのセッティングということもあるでしょうが、レバーを握りこんでからジワっと効く感じです。油圧の場合は早い段階からガツンと制動力が立ち上がるので、握り始めで効き具合を微妙に調整する感じかと思いますが、それとは逆。ある程度握ったところで調整しますし、その調整もシビアではありません。
Vブレーキやキャリパーブレーキからの乗り換え用に、街乗り用に、といった用途にはピッタリではないでしょうか?
## シマノのカタログをよく見ると、対応ブレーキローターというものがあり、デオーレ以上のグレードのローターではまず非対応 ですので、そのあたりにお気を付けください。
価格評価→★★★★★(十分に安い)
評 価→★★★★☆(きちんと動作する)
実測重量 219g/個(含:取付ボルト・回り止めストッパー・B01Sパッド)