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兵庫県道37号三田後川上線は三田市から篠山市に至る主要地方道である。(Wikipediaより。)
もう少し詳しく解説すると、兵庫県道37号線は、国道176号線(通称：イナロク)の三田市三輪(三田駅前)から兵庫県道12号川西篠山線の西峠と古坂峠の間、後川(しつかわ)の新慶賀橋まで至る道です。本レビューでは主に、兵庫県三田市下槻瀬の木器郵便局前から後川までの、羽束川(はつかがわ)沿いの道を紹介します。
木器郵便局前から県道37号を北上すると羽束川が作り出した広い盆地が広がります。道は盆地の東側、川は西側を通るためいきなり川とはお別れですが、後で盆地の奥で川と合流します。盆地部は若干上り基調ですがほぼ平坦で、所々小さなアップダウンがあります。
クルマの通行は殆ど無く、でも道は見通しが良くて比較的広い。
自転車乗りには正に天国で、実際に多くの自転車乗りの方と遭遇します。
盆地の一番奥で県道309号線と合流すると本格的に登坂開始。
とはいっても羽束川に沿って登っていく、傾斜の変化が多いものの比較的緩い坂です。
羽束川はオオサンショウウオやカジカガエル、ホタル、アカハライモリ、アマゴ等の生き物が居る由緒正しき清流。オオサンショウウオに遭遇した事はありませんが、時期が来ればカジカガエルの声を楽しみながら走れます。川を眺めながら走れば、釣りを楽しむ方や川遊びを楽しむ親子連れを見掛ける事もしばしば。暑過ぎてブッ倒れそうな時は川に飛び込むのもアリかもしれません。(笑)
川へのポイ捨ては以ての外。
ダメ、ゼッタイ。
坂を登り続けると後川の集落に出ます。
川沿いにもう少し走れば、
[Cycling Courses] 兵庫県道12号川西篠山線 西峠＆古坂峠
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=15112&forum=124&post_id=26204#forumpost26204 の西峠と古坂峠の間に合流します。
この羽束川沿いの道は西峠を越えてまた大阪方面へ戻ってゆくローディの姿を多く見掛けます。確かに、傾斜のきつい西峠を上って傾斜の緩い羽束川沿いを下るのはトレーニングとしては理にかなっていると思います。しかし、せっかくの羽束川沿いの道を一気に走り抜けるのは何かもったいない気はします。私個人としてはカジカガエルの美声と川遊びを楽しむ子ども達の声を聞きながらののんびりしたヒルクライムツーリングを是非ともお勧めします。
なお、この付近の山は冬季に一度ガッツリ冠雪するとなかなか雪が溶けず毎日路面が凍結状態になります。運悪く数年に一度の大雪に当たると平気で腰の辺りまで積もります。(一度経験しましたｗ) どっちにしろ下手すると死ぬうえに、そうでなくとも融雪剤(塩化カルシウム)もたっぷり撒かれますので自転車にもよろしくありません。初雪後はアタックを避け、春を待った方が無難かもしれません（＾＾；
価格評価→★★★★★(通行無料。)
評 価→★★★★★(贅沢なヒルクライムルート。)
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ちなみにカジカガエルってこんな声。
VIDEO
※ようつべより借用。
何度聞いてもカエルっぽくない美声ですなー。
評 価→★★★★★
