群馬県桐生市の県道337号線とみどり市の県道343号線を繋ぐ林道“三境線”
三境山を越える、桐生川ダムから草木ダムを繋ぐ道にもなっています。
桐生市からアクセスした場合の紹介です。
まず桐生川ダムから続くK337も林道のような雰囲気になっています。
というよりこちらの方が狭いです。桐生川ダムからトイレ・自販機がありません。
ダムから約9km進むと林道の入り口に当たります。こちらが林道の起点になっています。
手前が駐車スペースになっており、釣りをしに来ている方?の車が3台止まっていました。
めずらしく林道案内の看板がありますね。
勢多郡東村は赤点線の市境までの距離になります。
K337に比べて木々が生い茂ってもいなく、道幅も広いので走りやすいです。
舗装状態はよく凹凸などほとんど見当たりませんが、落石・枝は多いのは林道ですね。
また、頭大の岩が路肩に落ちているところもありました。
路面状態がそこそこ綺麗なのは多少交通量があるのも関係しているようです。
車が下りてくる音がすると思ったらショベルカーを積載したトレーラーと関係者と思われる乗用車が来ました。
一部でがけ崩れしている場所がありました。
また、3km後半の一瞬下る左コーナーの先が砂で覆われています。
下りのためそこそこ速度が出て進入するところなので注意してください。
登り返しの緩やかな右コーナーを登ると三境隧道が現れます。ここが最高点になります。
トンネル内はもちろんライトはなく、一部路面に水が溜まっています。
心霊スポットにもなっているのか落書きも結構書かれています。
みどり市側になります。
こちらにも案内看板があり、距離が掲載されているのでわかりやすくて助かります。
そこまで大きくないですが、路肩が崩れています。
画像から手前にも2箇所崩れていたので、路肩崩落の危険があります。
桐生市側と変わってこちらは木々が生い茂っているところが多いです。
ここら辺で路肩にいたタヌキとすれ違いましたが、黒くて岩と擬態してたせいで自分が通り過ぎた音に驚いたのでやっとわかりました(苦笑)
トンネルを抜けて約700mのところに分岐があります。
google地図ではT字路の突き当りのようになっていますが実際は違います。
直進すると三境線、左折すると神戸駅に抜ける林道桂戸線になります。
こちらの舗装状態が悪いです。また路肩が崩壊しているところがありました。
また陥没しているところが2,3箇所あり水たまりになっています。
落石・枝は桐生市側とあまり変わりません。
こちらは標高差350mほどの下り基調ではありますが登り返しが多いです。
そこまで長い返しはありませんが、踏みなおして登る必要があるので一気に下れなくて少しストレスが溜まります。
下れるところになるとヘアピンが出てくるため速度を出せないので全体的にゆっくりでした。
ヘアピンのところはカーブミラーが小さく位置的にもコーナー入口から見えないので気をつけてください。
こちらがK343、林道の終点になります。右の道はK343です。
登りのプロフィールは桐生市側 4.4km 6.6%
全体的に登りやすい勾配で、瞬間的にすこしキツイところがある程度でした。
桐生川ダムまで・からのアクセスも登りなのでそちらで脚を使いすぎると厳しくなるかもしれません。
交通量は桐生市側では前述の通り2台、みどり市側では駐車を含めて5台でした。
思いの外交通量があります。今回は特別だと思いますがトレーラーは予想外でした。
頂上にショベルカーを使うような場所を見かけなかったのでトンネルを通ってきたのか…(汗)
景観はほとんどありません。木々の切れ間から山々を見れる程度です。
ちなみにK343合流近くに“レイクサイドガーデン”があり自販機の存在は確認できました。
トイレも多分借りることができると思います。その先は距離がありそうです。
評 価→★★☆☆☆(←ダムを経由するのはおもしろい道)