栃木県栃木市岩舟町にある岩舟山
関東の高野山日本三地蔵の第一零場といわれている。
死者の集まる所、霊魂の集まる所として民族学的に非常に貴重な山である。
山全体が1つの船の形をしており、子供の霊を供養する所である。子育子授地蔵としても有名である。
この近くを走る方は切り立った崖が目立つ岩山に見覚えがあるのではないでしょうか
ゆるポタをしているときに近くを通り『そういえばこの山は登るところあるのかな』と思ったので
山に近づいていく道をいってみると「岩舟山頂 登り口」の看板を見つけたので登ってきました。
距離は約670m、標高差96m、平均斜度14.1%
民家を通り抜けるといきなり砂利道に変わります。緩やかな右コーナーで距離は400m程度です。
乗車したままいけますが、やや石が大きく多少足をすくわれる感じがあります。
砂利道を抜けると舗装状態のいい道が現われ、登って行くと車が見え一瞬「もう山頂?」と思いましたが勘違い
採掘場になっているのか右側には未舗装の作業路が敷いてあるのがわかります。
採掘場を抜けるといきなり路面が悪くなります。
ここからは継ぎはぎ路面になり、いたるところがデコボコになっています。
ただ、それ以上に雨水を流すための横溝が厄介です。
真っ直ぐ突っ切って行けば越えることが出来ますが、斜度があるのでバランスを崩したら穴に落ちてしまいそうです。
これが数箇所あります。2つは端から行けば溝越えをしなくて済みます。
登ってる途中からは岩舟町の田園風景が眺めることが出来ます。
また、斜度が落ち着いた辺りに未舗装路に分かれているところがあり行ってみると、岩舟山の特長である崖景色が眼前に見ることが出来ます。
ただ、ここも崖になっているので写真だと分かりにくいですが30mくらい直下になっていて怖いです。
ヘアピンを終えて、緩やかな右コーナーを登って行くと山頂にあるお寺が見えてきます。
ただ、ここが一番斜度が厳しく50mですが23%あります。(はぁ!?)
山頂には岩舟山高勝寺があります。
登ってきたのはお寺の裏山道になっている道で表参道は逆側に階段があります。
『仁王門』
『賽の河原堂』
『水屋、金仏』
『本堂』
『血の池』
『鐘楼堂』
『三重塔』
表参道(岩舟駅)の方からは佐野市方面を一望することができます。
右に見えるのが唐沢山、左にある小さな山はみかも山だと思います。
ゆるポタの途中でほぼフレッシュの状態だったから登ることが出来ました。
でも、腰は痛かったですブレイク寸前でした(苦笑)
ルートラボで斜度を確認すると異様な激坂ではないですが、見た目と舗装状態のせいか異様に厳しいように見えました。
写真はすべて下りの時に撮影したものですが、下るのも大変止まって降りるのも大変、乗るのはもっと大変でした。
歩いて下るにしても削れた青クリートのSLシューズだから滑りそうでひやひやしてました。
ただ、こんなところですが社務所にお勤めの方と見られる車と採掘場に行く車とすれ違いました。
下っている時は登り優先なので車相手でも止まって譲ってあげてください、エンジン唸ってました。
評 価→★★★☆☆(←近辺最強の激坂)