[Cycling Courses] 国道20号 大垂水峠
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単体としては無かったので書いておきます。 関東平野から脱出する際に、まず最初にぶち当たる峠の代表格です。 所詮「初級」とされますが結構奥が深いいい峠だと思っています。
プロファイルは距離3.6kmで表側は168mくらいの上昇だったかな?裏は180m程度です。 最初は3~5%でダラダラと登坂し、淀みなくじわじわと斜度が上がっていくタイプの峠です。 最終斜度は8%程度になり中々侮れません。 土日は原付は「いまだに」通行禁止ですが、自転車はOKです。 学生の頃にぼろいスーパーカブ50でよく通ってましたが、冬場になると最後に2速で登れなく なって困っていました。初級といえどカブで苦労するほどきついわけです。
シンプルな登坂のため、低いギアで淡々と登れば比較的容易にクリアできます。 しかしタイムアタックするとなると牙を剥いてきます。 上昇もそれなりだし、距離が3.6kmあり前半もダラついているため地力が試されます。 体重があってパワーのある人は前半の権助ストレートまでで稼ぎ、クライマーは後半で巻き返す構図。 どちらのタイプであっても拮抗する登坂になります。 高いギアで低ケイデンスのSFRに近い回し方の方がタイムが上がったり、逆になったり。 同じタイムでもちょっとしたことで楽さが変わったり。攻め方で如何様にも変わる面白い峠です。
和田峠などになると、とにかく体重比で押し切るだけのシンプルな攻法になるので面白みはそれ ほどでもありません。 今はあまり通っていませんが、数年前までは何度も上り下りしていました。
蛇足ですが、大型トラックがガンガン通るので(それでも高尾ICが出来てからかなり減りました)、 ディープリムを履いていると追い越されるときに吸い込まれそうになります。要注意。 それと、ここ3~4年ですっかり姿を消しましたが、まだローリング族…もとい走り屋がいます。 ごく稀にスピンして突っ込んでくるので気をつけましょう。気をつけてもどうしようもないか。 我々も傍から見れば走り屋ですので気をつけて走りましょう。
評 価→★★★★★ 近郊の峠の中では一番好きです
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