栃木県佐野市の県道200号線から鹿沼市の県道15号線を繋ぐ林道“大荷場木浦沢線”
県道200号線からアクセスした場合の紹介です。
林道へは県道を進んでいくと途中から林道に変わります。
正確な起点になる場所はよくわかりませんが、看板を見て林道に入ったことがわかります。
秋山川の源流の隣に道があるため、釣り人と思われる車が通ります。
また、佐野と鹿沼へのアクセスをしやすく出来る道なので交通量は思ったよりもあります。
そのためタイヤが通る部分には砂利、落ち葉などはありません。
ただ、真ん中や両端には砂利、小石、落ち葉から木や枝などが目立ちます。
佐野市側に下ったときは何度も小石にタイヤを取られたので下りは怖かったです。
舗装状態はよく、凹凸がある部分は佐野市側には多くありませんが鹿沼市側には画像のような状態のところが4,5つ程見当たりました。
道幅は車1台分、ヘアピンなどでは車と自転車でもすれ違うのが困難、無理になります。
見通しが悪い割にカーブミラーがないところもあり、登っている途中のヘアピンで対向車が気づいてない様子で曲がってきました。
頂上には景観などはなく、市の境でありますが看板もありません。
鹿沼市側に少しいくと、開けている場所があります。
資源用森林伐採の跡が目立ちますね。昨年来たときには木々があった覚えがあります。
(作業用の未舗装路をMTBなどで走ったら楽しそうだ。と思いました(笑)
投稿日時付近では伐採時期のようで他林道にいっても作業をしているのを見かけます。
また、鹿沼市側にもう少し下って行くと作業している重機などがいますので注意して走行してください。
県道15号線からはここを入ります。右の道は粕尾峠に続いています。
通行止めの看板があり、栃木県の方からは
『平成27年9月に発生した豪雨災害により被災したため、下記の林道を通行止めにしました。』
とありますが、佐野市側の方では一切そのような看板はありませんでした。ここだけです。
崩落はなく大きな落石も目立たなく危険を感じる様子はない。とだけ言っておきます。
登りのプロフィールは
佐野市側(玉雲寺から) 8.8km 7.1%、鹿沼市側 4.7km 6.1%
林道だけで考えると鹿沼市から登る方が楽ですが、K15のアクセスを含めるとどちらも似たような登りごたえになると思います。
佐野市からは玉雲寺を暫定起点としてルートを描いていますが、斜度が上がるところから頂上まで5.6km 9%と厳しくなります。
この日、山頂付近でトラブルが発生してしまいましたが
どちらの方向を見ても近くにお店・民家がないので動けなくなると絶望的な場所です。
山頂での確認をし忘れましたが、au 3G回線では電波が入りませんでした。
自走できる状態に復旧できたので大丈夫でしたが、機材トラブルを起こさない状態で行ってください。
砂利、枝などが多いですが、場所的にも個人的に好みな方の道です。
木々が生い茂り秋山川が流れているからか涼しく、鹿沼側も標高がそれなりに高く涼しいためこれからの時期に走るにはちょうどいいところだと思います。
評 価→★★★★☆(←県道200号線沿いにある手打ちそば『かみやま』は美味しいのでオススメです。)