購入価格 ¥1,737(Amazon)
【まとめ】
単3・単4充電池を合計4本まで「個別に」充電及びチェックが可能な急速充電器。
特に複数セットで使用している充電池の残量のバラつきを修正するのに活躍する。
【動機】
メインで使っていたフィリップスLBLのランタイムが最近異常に短くなりました(白エネループ4本を使用)。
電池を外し、手持ちの充電器で充電してから他のライトに移したところ同様の症状が出た為、電池に異常があると予想しました。
が、それだけで捨てるのは勿体ないので、最新の充電器でチェックを兼ねて改めて充電し直してみようと思い立ちました。
条件は単3&単4エネループ兼用の4本仕様で、1本から充電出来てコンディションチェックが可能な物、ということでBQ-CC55を選択。
バリエーションにUSB出力(ACからでも、充電池からでも出力できる)が付いたBQ-CC57もありますが、モバイルバッテリーとしては貧弱ですし(スマホ0.7回分)、そもそも自分はUSB電源のモバイル機器をほとんど使っていないので不要と判断。
また、急速充電ではないBQ-CC53には買い替え目安と残量チェック機能が無いので除外。
【所見】
大きさはプラグ収納時で118 x 68 x 28mmと大き過ぎず小さ過ぎずと言ったところ。
主な機能は次の通り。
・単3と単4のニッケル水素充電池を合わせて1~4本、混在して充電が可能。
※公式にはエネループと充電式エボルタの2種類に対応
・自動診断機能を搭載。
赤点滅が出たら異常電池、もしくは+-の間違いや乾電池を入れている。
・電池1本ごとの状態を検知して充電を制御し過充電を行わない。また、充電量を個別にLEDで表示。
緑点灯:80%以上
黄点灯:20~80%
赤点灯:20%未満
消灯 :充電完了
黄点滅:買い替えお勧め電池
商品サイト
http://panasonic.jp/battery/charge/bq-cc55/" 注意点としては販売形態が本体だけの他に、各種充電池4本のセットがあることですね。
(大容量充電池とのセットは充電器が黒色になっているそうです)
【インプレ】
早速、前述の単3エネループ4本を充電したところ、3本が緑で1本だけ赤になりました。
どうやらライトに入れたままだと充放電の繰り返しで残量にバラつきが出てしまうようです。
(LBLは電池を入れたままUSB端子で充電します)
充電後にライトに戻して試したところ本来のランタイムに戻りました。
急速充電の為か電池がそこそこ熱を持つので、涼しい所で充電した方が良いでしょう。
(取説によると充電温度も管理しているとの事ですが)
ちなみにLBLに付属していた単3型充電池は4本とも赤点滅になりました。
こちらは購入後1年ほどで怪しくなったので使用を中止していましたが、やはり劣化していましたか・・・。
アナログ式チェッカーを当てると、見る見る針が下がって行ったのでこれは廃棄ですね。
これとは別に、廊下に置いてあるセンサーライトのエネループ(単4x3本)も充電してみました。
充電そのものは問題ありませんでしたが、単4は-極から入れなければなりません(詳しい説明が取説にあるので使用前に確認を)。
【総評】
「今、エネループ(充電式エボルタ)の充電器を買うならコレ」と言えるぐらいに使い勝手が良いです。
1本から充電できる、残量に差があっても個別に満充電する、劣化した電池が判る、という機能は長期間使っていると必ず役に立ちますので。
価格評価→★★★★★(店頭だと何故か¥3,000前後する)
評 価→★★★★★(奇数充電できる物が意外に少ないので)
<オプション>
年 式→2017年3月
カタログ重量→ 約120g(実測重量 g)