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先日、天に召された最後のGP4000S
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=2991&forum=42&post_id=25819#forumpost25819が致命傷を負った後、とっさに思いつき、パンク修理に使った奥の手です。
皆様が遭遇するかもしれない、最悪の場合のリカバリーの参考になれば幸いです。
基本的にWOタイヤ向けの方法です。
さて、普通に考えれば誰も来ないであろう山奥の旧道でパンクした私。
ポンプと予備チューブは持ってますが予備タイヤは無く、サイドカットで裂けたタイヤを塞ぐ手段(パッチ等)は残念ながら持ち合わせておりません。しかし、そのままチューブを入れて空気を充填したらタイヤの裂け目からチューブかコンニチワしてパンッッしゅーーーー~~~・・・となるのは目に見えています。
「さて、どーすっかな~・・・。」
っとサドルバッグやツール缶をゴソゴソ。
頭の中は趣味(自転車&釣り&クルマ)や仕事の知識がフル回転。最悪の場合、麓のコンビニまで歩いて何かしらのリカバリーグッズを買うか、自宅まで15km徒歩で帰る羽目になります。
「あ、これでいいや。」
と引っ張り出したのが件のグッズ。
それを使ってパンク修理をした私は修理した箇所の様子を伺いつつ、自宅まで自走で帰ったのでした。
では、無事自宅まで帰ってきた事なのでタネ明かしをします。
こちらがサイドカット箇所の写真です。
よーく見ると隙間から何か見えています。
チューブを引っ張り出すと・・・。
チューブに巻き付けられたビニル系の物体。
その正体とは…。
花粉症対策の目薬の袋だったのでした(笑)
袋の素材は厚手のポリエチレン。引っ張ると裂ける事無くある程度粘りを見せるうえに、表面はツルツルしていて滑るという特性を持つ素材。これならチューブの膨張やタイヤの変形に柔軟に対処しつつ応急処置程度には耐えてくれるだろうと判断してタイヤにぶち込みました。予想は的中。問題なく機能してくれました。
~教訓~
予備チューブをビニール袋やジップロック等に入れて携帯している人は、パッチが使えない場合でもその袋を使って同じ手を使ってパンク修理ができます。携帯工具に刃物(ペンチとか)が付いていれば、パンクしてしまった方のチューブを加工してパッチ代わりにするという手が有効な場合もあるかもしれません。類似品として、ガムテープを少量携帯してパンク修理を含む色々な手段に活用する人もおられるらしいです。
まぁパンク対策だけなら普通にパッチを携帯するのが一番確実だと思いますので私も次回からパッチを携帯するつもりです。今回私が取った方法はあくまでも奥の手の応急処置ですが、こういう方法も一応有効です。
価格評価→★★★★★(タダといえばタダ。)
評 価→★★★★★(こんなテキトーな方法でも結構役に立ちます。)