アルマイトかどうかを調べる
購入価格 ¥テスターを持っていればタダ
冒頭で答えを書いているようなものなので、わかった人はここから先を読む必要がないかもしれません。
中古部品を安く買おうとすると、錆びやロゴ消えなどの外観に問題があるものが狙い目。 もちろん、時間や労力を惜しまない方か、外観に無頓着な方に限ります。
私がどちらかというと、両方です。
今回、ぽつぽつと白錆びの浮いた中古クランクを入手して、100均の錆び取りクリーム(アルミの錆びには結構強力で、綿の靴下を併用すると、そこそこ取れます)を使ってせっせと磨いたのですが、錆びの華は消えても根の部分に小さな穴が残ります。 印刷されたロゴはいくらか残っているので、前オーナーが素地まで磨いたわけではなさそうです。
ここで、伝家の宝刀「耐水ペーパー」を抜くかどうか、という岐路に立ちます。アルマイトがかかっていたら、ペーパーを使うわけには行きませんから。 といったところで時間切れ。放置していました。念のため、CRC2-26を塗布して。
先ほど、「そういえばアルマイトは絶縁体だな」(導電性アルマイトもあるようなので注意)と気づき、テスターを出して抵抗計測。 ビンゴ! 抵抗値ゼロ。思いっきり電気流れます。 確かに、錆びていないところは、アルマイトにしては透明感の高い(というか、素地なんだから)金属光沢ですよ。 というところで本日も時間切れ。夜に玄関先でうずくまって腕を揺すっていると、ご近所の噂になりかねません。
ちなみに、最近買った美しいアルマイトの(どう見ても塗装には見えない)シートポスト表面は絶縁体、3万円ぐらいの自転車についているテクトロのブレーキレバーは導通(おそらく鋳肌むき出し)、ロゴは無いけどプロマックスっぽいリニアプルタイプのブレーキも導通(おそらく鋳…)だったので、そう珍しくもないのかな。
価格評価→★☆☆☆☆(1000円ぐらいで売っていますが、買ってまで調べる?) 評 価→★★★☆☆(一応疑問は解けたので)
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