Redshift ShockStop
購入価格 ¥19,950(ワールドサイクルにて)
◆はじめに◆
2017年始め少し話題になったサスペンションステムです。
欠品が長く2017年2月の予約から手元に届くまで3ヵ月掛かりました。
◆見た目◆
衝撃吸収のダンパー構造が内部にある為、本製品は一回り太め。
ステムにサイコンなどをマウントしていた場合、マウントしていたバンドが届かなくなるので注意が必要です。
サイコン、suewシャリポケのバンドや、Di2ジャンクションのバンドなど。
◆使用インプレ◆
使用バイク:RIDLEY FENIX SL
もともと振動吸収性が高いバイクです。ERUGONシートポストとの最強の乗り心地の組み合わせを狙ってみました。(肝心のステムが写っていなくてスイマセン・・・)
導入当初の体重が75kgほどだったのですが、あえて一段重い設定の初期設定のエラストマー(ダンパーゴム)で走ってみたところ、やはりショック軽減効果は感じられませんでした。
一段軽い設定のエラストマーに交換してみると、きちんとショック軽減効果を感じられるように。
先のbaruさんのレビューどおり正しい組み合わせで使うべきでした。
実際に使用してみて効果を感じられたシーンは、大きな段差を越える時など、ガツン!とくる時が一番に感じられます。
走行中にあるアスファルトの段差や穴、コンクリートの継ぎ目など。
逆に効果を感じられないシーンは、細かい振動を拾う荒いアスファルトの目などの小さな凹凸です。
導入前は、ハンドルバーが衝撃を吸収しずらいEASTON EC90 SLX3だったので期待したのですが・・・
結局、細かい振動の対策にはハンドルバー自体を交換するで解決。
導入後3,000km弱使用し最強の乗り心地でブルベでも快適に走ることができました。
が、DNFをした10月の600kmブルベでは手首に痛みが出てしまいました。
体重増によってエラストマーの設定がずれてハンドルバーが上下に動きすぎたのかもしれません。
停止時の度にハンドルの沈み込みを感じられるようでは柔らかすぎか?
正しいエラストマーの組み合わせなら、ステムが動くことに対する違和感はほとんど感じません。
◆気になる点◆
ラインナップが6°は90~120mmとあるが、他の角度は30°100mmのみ。
現在はポジションを見直し、他の17°のステムに交換する為に取り外してしまいました。
◆総評◆
実際のところ、路面上で大きな段差などはそのまま通過するとパンクのリスクになりますので、そういったものを見落とした時に不意に来る衝撃への対策になりました。
価格評価→★★★☆☆(値段は高い!)
評 価→★★★★☆(効果アリ。でも乗り心地改善はタイヤ交換でも可能ではないか・・・?)