購入価格: ¥98(480ml)、¥378(840ml) (税込)
標準価格: ¥198(480ml)、¥378(840ml) (税込)
『折りたたみ式のノズルを搭載したことによって使い勝手が大幅に向上』
■ CBP-001 High Power ブレーキ&パーツクリーナーとは
AZのパーツクリーナーは低価格・高品質だが、ノズルを紛失しやすいのが弱点だった。ようやく、AZも折りたたみ式ノズルが付属したパーツクリーナー、CBP-001 High Power ブレーキ&パーツクリーナーをリリースした。気になったので早速購入。初回特別価格の98円で手に入れることができた。
AZ CBP-001 High Power ブレーキ&パーツクリーナー 480ml(左)
AZのパーツクリーナーの多くはノズルがテープで缶にくっつけられているだけだ(右)
■ 噴射力とノズルの使い勝手
CBP-001は噴射力がかなり高い。ボタンを強く押せば、噴射の勢いでパーツの汚れを吹き飛ばすことができる。しかも、ボタンを押す力加減によって噴射量を微調整できる。必要に応じて量を調整できるので無駄がない。塗装やアルマイトにパーツクリーナーがかかることを避けつつ、クリーニングを行うこともできる。
ノズルを外すことで広範囲に噴射できるが、自転車のパーツの大きさならノズルを付けた状態で強くボタンを押すことで対応できる。ただ、噴射力が強すぎてノズルが外れることがあるので、ノズルは奥までしっかりと差し込む必要がある。使わない時にはノズルを折りたたむことができるので、確かに紛失する心配はない。なお、このノズルはAZの他のパーツクリーナーにも取り付けられるので、使い終わっても捨てずにとっておいた方が良い。
折りたたみ式のノズルは保管で紛失しにくいだけではなく、噴射量の微調整にも役に立つ(左)
AZの他のパーツクリーナーにも装着が可能(右)
■ 洗浄力・速乾性・素材への攻撃性・低臭性など
他のパーツクリーナーのようにスプレー缶にテクニカルデータは記載されていないが、実際に使ってみた感じでは、パーツクリーナー 650ml PA001や速乾性チェーンクリーナー650ml(強力パーツクリーナー)に近い。つまり、洗浄力と速乾性が高く、素材への攻撃性が低く、低臭性も高いといったところだ。
具体的には、自転車用のオイルやグリスをかんたんに溶かすことができ、噴射力の高さも相まってチェーンやパーツの隅々まできれいにできる。少しくらいなら塗装やアルマイトにかかっても大丈夫。ニオイが部屋にこもりにくいので、作業中も作業後もストレスを感じない。超強力・中速乾パーツクリーナー 650ml PA-003のような、やや攻撃性の高いタイプよりも手軽で安全に扱うことができる。
速乾性のパーツクリーナー。洗浄力は十分に高く、チェーンやパーツがきれいになる
■ 総評
CBP-001 High Power ブレーキ&パーツクリーナーは、AZのパーツクリーナーの中で最も使いやすい。パーツクリーナーの液体自体はこれまでと同様だと感じたが、折りたたみ式のノズルを搭載したことによって使い勝手が大幅に向上している。ボタンを押す力加減によって噴射量を微調整できるのが最大のメリット。ピンポイントにクリーニングすることができ無駄も少ない。素材への攻撃性や低臭性を考慮した分、金属専用のパーツクリーナーの洗浄力にはやや劣るが噴射は強力。手軽で安全に扱えるパーツクリーナーとしてはパーフェクトだ。
気に入ったので840mlも購入した
価格評価→★★★★★ (低価格・高品質)
評 価→★★★★★ (AZのパーツクリーナーで最も使いやすい)
<オプション>
年 式→2016年
カタログ重量→ ー