購入価格 ¥27,000(税込み) 工賃¥4,000
~MTB初心者による、はじめてのドロッパーシートポスト選び~
ジャイアント社製のドロッパーシートポストです。
「高さを無段階で調整可能なリモートコントロールレバー搭載のアルミドロッパーシートポスト」
・リモートケーブルをフレーム内蔵可能(一部のフレームに対応)
・独自のスムースエアスプリング&オイルバスカードリッジによって、安定した可動を実現
・アンチツイストテクノロジーによってサドルが回転してしまうのを回避
・メンテナンス性に優れた設計
というメーカーの解説です。
トレイルコースでのサドルの上げ下げに不便を感じドロッパーシートポストを探していたところ、この商品の存在を知りました。
他にもSpecialized ドロッパーシートポスト(30.9x400mm)の存在も知りましたが、近くのショップでの取り扱いが無かった為、こちらを選択しました。
また、ショップと相談して30.9×395×125mm(直径×シートポスト長×ストローク長)を選びました。
※取り付け
ショップにて交換の為、取り付け作業無し。
リモートケーブルをフレームに内装できないかと相談しましたが、バイクを預けフレームを確認してもらうと、ケーブル内装はできないことが判明。
結果、FDのケーブルルートを通してもらい半内装式になりました。
※見た目
ジャイアントロゴがステルスカラーなので、他メーカーバイクにも合わせやすいデザインです。
裏側はサドル高の目安のメモリ。ちょっと細かすぎる気も。
ケーブルガイドは付属しませんので、電工用の配線ホルダーを使用。
※走行インプレ
使用バイク:KTM Lycan 3.65 2016
早速トレイルへ。
レバー一つで高さ調節が自由自在です。
今までは降車しシートクランプを緩めサドル高を調節していましたが、レバー一つの操作で済むのでその手間が省けます。
また、サドル高調節時にサドルの向きが変わってしまうというストレスからも開放されました。(走行中にサドルの向きが微妙にズレていることがよくあった。)
無段階ですので、任意の位置で止めて使用することができます。
微調整は難しいです。
街中でも停車前にサドルを下げておけば、再発進時に楽にサドルに乗ることができます。
※気になる点
やはり重量でしょうか。これはドロッパーシートポストならば避けられない道かと。そもそもフルサスアルミバイクなので、実は重量はあまり気にしてません。快適性を重視しています。
若干のガタ付きがあること。乗っている分にはそんなに気になることは無いです。バイクを押し歩きする時など、サドルを持つとガタ付きがあります。大手バイクメーカーの製品ですので壊れることは無いと思います。
ヤグラが前後に大きく、自分のサドルポジションだとASS SAVERと取り付けられなかった。ちょっとショック・・・
ヤグラは前後ひっくり返せません。
フロントサスのリモートレバーもあり、ハンドル周りはゴチャゴチャです。
走行中に操作をする余裕は無い。これはライディングレベルの問題ですね。(笑)
フロントシングルにしてしまえばスッキリしそう。
※結論
サドル高を頻繁に調整する人に最適。
ドロッパーシートポストは高くて手が出ない。という方にはいい商品ではないでしょうか?
30.9×395×125mm(直径×シートポスト長×ストローク長)を選択しましたが、シートポストを一番下げて、ドロッパーを一番上げる状態がベストポジションになってしまいました。
ポジションの調整の余裕から考えると、30.9×350×100mm(直径×シートポスト長×ストローク長)の方がサドル高の調整の余裕があったかなと思いました。
実際にドロッパーシートポストを取り付けて走ってみると、サドル高の調整はそれほど頻繁に行っていないということにも気づきました・・・
ドロッパーシートポストを有効活用することも、MTBバイクのテクニックの一つでしょうか。早く有効活用できるようにレベルアップせねば。
価格評価→★★★★★(他のドロッパーに比べると格段に安い)
評 価→★★★★☆(若干のガタ付き)
<オプション>
年 式→2016
カタログ重量→570g(440mm)