『バターナイフは先がとがっているので、口の小さな容器にも効率よくグリスを詰められる』
■ ビン入りのグリスの詰め替えに使用
私はベアリングのグリスアップに、AZ チッコイグリースガンを使っている。このグリスガンはジャバラ容器に好みのグリスを入れて使うことができる。チューブ入りのグリスならジャバラ容器にグリスを詰めるのはかんたんだが、ビン入りのグリスを使う場合は何かでグリスをすくって詰め替える必要がある。
私はバターナイフをグリスの詰め替えに使ってみた。小型のヘラでもグリスの詰め替えは可能だが、バターナイフは先がとがっているので、ジャバラ容器の小さな口に必要な分だけグリスを入れることができる。このとき、太めのシリンジを使った方がスムーズにグリスを詰め替えられ、さらにバターナイフなら先端でシリンジの奥にグリスを押し込むことも可能だ。
バターナイフは私が以前投稿した「チューブ入りのグリスを最後まで使う方法」にも登場している。チューブのグリスをほぼ使い切ってしまっているのに、パーツの取り付けなどですぐにグリスを使いたいような場合に便利。チューブの端にあるグリスをすくい取るのに、バターナイフの先のとがった形状は有利だ。
DURACOやアストロプロダクツのようなカップの大きなグリスガンの場合は、バターナイフよりも大きなヘラでグリスを詰め替えた方が早いと思う。バターナイフは小さい容器に詰めるのに向いているが、ホームセンターなどで適当なヘラが見つかるので、あえてバターナイフを買う必要はなさそうだ。私の家にはなぜかバターナイフが2本あったので、1本はグリスの詰め替え用に使ってみた。
まるでパンに塗るピーナツバターのよう。誤って子供が口に入れたりしないように注意
価格評価→★★★★★ (家にあるものを使用。安く買うことも可能)
評 価→★★★★★ (グリスを詰め替えたりすくい取ったりするのに便利)
<オプション>
年 式→ ー
カタログ重量→ ー