[TL] Vittoria corsa speed tubeless ready
購入価格 ¥6480*2(BICINET SANAにて)
純粋な好奇心で購入、 当方IRCのみとはいえ全制覇、石けん水、シーラント?いらねえよ というほど身内をチューブレス化してきた実績もありその上で、警告します。 このタイヤにおいては両者ともに必須です。 最初にこれだと初心者はチューブレスにタイヤというものを2度と使わないこと請け合いです。 なおBontrager TLR Flash Chargerを使っている前提で読んでください
では組み付けの難所について
1.ビート=最高にきつい上で石けん水なしでは上がりません、 正確にはチューブレスのビートが乗る音がなっても翌朝には落ちてます、 要は精度が低いです。 これまでのIRCのタイヤは外すとき固すぎて爪が割れることもあったので これは外すとき楽そうだなぁと現実逃避する程度には落ちます。 まあすぐにあげられるんですけども11BARの超高圧と石けん水で強引にあげることで なんとか形になったと思ったら
2.tubeless readyという言葉 チューブレスタイヤの組み付けにおいては いかに最初にビートをきっちりリムの中心に落とすかが勝負のすべてと言っていいと思います。 これを適当にするとビートとリムの隙間から空気が出て行くので 膨らまずビートが上がらないわけです。 逆に言うと空気はビートとリムの隙間から出て行くのですがこのタイヤは違います、 サイドのカラーパターン部の継ぎ目から空気が漏れます。 石けん水の泡がぶくぶくとリムの上の完全にタイヤの部分で数カ所発生、 これは不良品かと思いましたが2本とも・・・ 少なくとも現時点ではそういった仕様と判断せざるを得ません、 だって説明書に書いてあるんですよ。 「シーラントなしでは使えません(要約)」当然取り寄せました。
3.その上での現在 問題なく運用しています、空気漏れも他のチューブレスタイヤをさほど変わりません 僕の場合8BARから1週間で6BAR前後、よってここからが性能評価となります。
4.転がり抵抗 間違いなく新型IRC fomula light以上のすさまじい軽さで転がります。 そのうえで路面追従性、衝撃吸収も高く上記の欠点さえなければ他を使う理由が思い浮かびません
5、パンク耐性 パンクをしてはいませんがサイドが致命的に弱いものと思われます。薄いです。 上にも書きましたがシーラントなしでは空気が漏れるほど薄いと書くとよくわかると思います。
6.まとめ 組み付け難易度を考えると安全面含め間違ってもお勧めできません、 ビートの状態を十分に確認の上でシーラントを入れ、なじませることは 必須です。(僕は確認に3日間かけました)
そのうえでそれができるかたには最高のチューブレスタイヤといえると思います。
価格評価→★★★★☆(品質の割には) 評 価→★★★☆☆(次は買わないと思います) <オプション> 年 式→2017 カタログ重量→ 205g
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