栃木県栃木市と佐野市葛生を繋ぐ県道126,210号線
鞍掛山(琴平山)を越える道が“琴平峠”と呼ばれています。
今回は栃木市から佐野市に抜けた場合の紹介になります。
栃木市からはこの交差点から葛生方面に向かいます。
のどかな田園地帯を抜けていくと、鉄塔の右側にあるのが琴平峠です。
現地で見るとわかりますが、山頂に電波塔が見えます。
峠の入り口になるところには、山頂に鎮座している琴平神社までの参道があります。
ここから大体30分ほどで神社に到着できるみたいです。
カーブ1のところにカートサーキットの出入り口があります。
土日グランプリがあるときには写っている道路まで駐車であふれることもありますので注意です。
走り屋系はこの峠ではあまり見かけません、そもそも日中なので攻めるのは…
カーブ4は常時路面が濡れています。清水のせいなのか山側から流れてきています。
雨が降ったあとは完全に川と化しています。
2枚目はカーブ5で、そこまで濡れていませんがイン側が少し路面陥没しているので下る際は少し注意してください。
ところどころ落石があります。栃木市側ではあまり大きいものは見かけませんが
峠はほとんどが生い茂った木で景観がないですが、頂上付近で1回だけこのような開けているところがあります。
上は太平山が、下は栃木市街が遠くに見えます。
栃木市側はヘアピンが多く、折り返した道が見えるので
追う方も追われる方も相手を何度も見ることが出来るのでテンションが上がります。
道幅も広いところは車同士のすれ違いが難なくでき、狭いところでも1.5車線くらいあります。
落ち葉などで路肩付近が埋まっていますが乗り上げても問題ありません。
舗装状態が一部荒れ気味で下る際には気をつけるところがあります。
頂上です。カーブ19が目印、画像はありませんが栃木市、佐野市の看板もあります。
ここからも琴平神社に行くことができ、初詣のとき宮司さんご家族はここまで車で来ていました。
5分ほど参道を歩いていくと電波塔が設置されている広場にでます。
簡単な休憩スペースがあり、ここから葛生の街、遠くには男体山を眺めることができます。
ただ、参道が割と急なのでSPDシューズの方がオススメです。(SLだと足首が辛い)
ここから佐野市側になります。
先ほどの広場からでなくても葛生の街を眺めるポイントがあります。
カーブ21からの長いストレート区間です。
栃木市側と比べると路面は広く綺麗でダウンヒルがしやすいです。
カーブ34の付近に落石注意の看板が設置されています。
道路の中央付近に拳2つ分の大きさの石が落ちていることが多々あります。
あなパーに投稿している。琴平峠の猫さんズはカーブ36の小屋付近にいます。
暖かい季節はよく見かけますが、寒い季節は滅多に見かけることがありません。
最後も最後、鉄塔と変圧器(?)のあるコーナーを過ぎたあとのストレートですが
路面が凹凸です。サドルに取り付けたボトルケージからツール缶が吹っ飛んでいくような振動です。
結構な振動がきますので、油断してハンドルをちゃんと握っていないと手が落ちるかもしれません。
峠のプロフィールですが栃木市側 2.9km 6%、佐野市側 4km 5.4%
1kmの違いですが、栃木市側の方がレイアウトもあってガツガツ登れて楽しいです。
どちらも路面状態は悪くなく、交通量はそれなりにありますがカーブミラーがあるので
すれ違いが怖いと思うことはありません。(突っ込みすぎてあわわしたことはあります。)
太平山からも近いので自転車をよく見かけます。
頻繁に市の車が来ており、峠の状態など確認しているみたいです。
補給とトイレは栃木市側ではファミリーマート 栃木大皆川町店が最後です。
サーキットにも自動販売機はありますが、トイレは借りれるか未確認です。
また、K126の途中にも自動販売機はあります。
佐野市側では街なのでコンビニ(セブン)、スーパー(フジマート)などあります
トイレだけであれば、葛生ポケットパークか駅が近いと思います。
評 価→★★★★★(←楽しいところ、とりあえず琴平峠にいく)