最近はログ取り専用でハンドルにセットせず、記録開始したら背中ポケットに入れています。
・ランタイム
1月の寒い季節ではバッテリーの持ちが悪いため10時間も持たないことがある。
バッテリーは気温が低くなるほど性能低下することは仕方ありませんが、余裕があるはずの時間で切れていました。
・1/28 5:34:46
・1/29 7:55:37
どちらもログの経過時間のランタイムです。
28日のはさすがに別の問題だと思っています。ほかで同じ時間使っていた時では残量が時間相応分残っていました。
ただ、29日のは確実に100%まで充電をしてから使ったので電池持ちが悪くなっていると思います。
また、どちらもポケットに入れていたので他の物と当たってバックライトが点灯したままになっていた可能性もあります。
(基本的に点灯後、一定時間が経つと消灯する設定)
・山間部のGPS精度
やはり良くありません。
こちらは同じ峠を往復しているのに重ならないところがあります。
ただ、目立つのは住宅がある開けたところなのに大きくズレている直線です。
標高グラフをみても2回目の山が1回目と形が大きく変わっていることがわかります。
こちらは道が点線でわかりにくいですが条件の悪い林道を走行しています。
上の方に蝶々結びのようにログが狂っているのがわかります。
約58kmに大きく尖っていますがこの区間は多少の斜度変化はあれどここまでの高低差はありませんでした。
標高グラフでもここまでアップダウンはなかったので正しいとは言えません。
前投稿で『スマホで取っているログは正常に取得できているんですよね』と言っていますが
こちらのログを見てわかる通り、きれいに道に沿ってログが取れているのがわかります。
1枚目のログ画像と同じ峠ですが、精度に関しては一目瞭然ですね
・アップデート
国内での正規販売が始まったのでアップデートが更新されていないか確認してみました。
なぜかサポートからアップデートを確認するとNot Foundになっていまい、ページ下部にあるソフトウェアのアップデートからでないと更新できません。
使用しているのはYEAR9なので、やはり大きな変更はありません。
マップ機能の追加を期待していましたが、この様子では今後もなさそうです。
F&Qを見ても『マップ機能はない』と明言しているのでないですね。
アップデートの方法はソフトウェアップデートから各対応しているものをダウンロートします。
ダウンロードしたファイルを起動するとアップデートを開始することができます。
この時、間違えた(YEAR9モデルなのに10のファイルを起動した)場合ではエラーが発生してアップデートできません。
・ルート機能
LEZYNEの専用ページにあるデバイス機能で実装待ちだったルートが使えるようになっていました。
http://www.lezyne.com/gpsroot/gps_routes-myroutes.php[ルート登録]
外部からGPXなどのファイルから地図を作成する。
今回は“グランフォンド KOMORO 2017”のデータをお借りしました。
しかし、距離は表示されないルートの進行方向はわかれど他の情報は標高以外皆無
このデータはGarminのログから作成したものなので情報はもっとあるはずなのですが…
[お気に入りの場所]
地図上から選択,緯度経度から選択,住所から選択
の3つから位置を指定して保存することができます。
[新しいルートを作成]
・ステップ1 スタート地点を決定する
地図上をクリックするか、上にあるアイコンからお気に入りの場所で指定したポイントを指定できます。
クリックすると現れるウインドウには、なぜかスタートのはずがゴールと表示されています。
・ステップ2 ゴール地点を決定する
s1にあった別ウインドウにはセットエンド、経由地もあります。
わかりにくいですが日本橋にスタート地となるグリーンマーカーが設置してあります。
・ステップ3 ルートを計算
東京駅を経由地に、帝国ホテルをゴールに設定しました。
セットエンドを決定すると左上にスタートマークが表示されます。
・ルートのレビュー
スタートマークをクリックすると自動でルートを作成してくれます。
ルートは2つ作成されますが、google地図のようにドラッグしてルートを補正することができません。
道順を変更したいときには左上のエンピツマークから再編集が行えます。
経由地を追加する場合は灰色になっているルート上をクリックすることで追加できます。
ルートが決定したら上にあるエンピツマーク横にタイトルを決めて、
その隣のアップロードをクリック ⇒ 更新マークに変わったアップロードをクリックしてルート作成が完了します。
ルートにある高低差にカーソルを合わせると標高が表示されます。
ルートラボのようにドラッグすることができますが、なにも情報はでなくルートの指定箇所が水色に変化します。
見落としでなければ作成したファイルは外部ファイルへの出力ができません。
また、マップ機能対応外端末の関係か作成したルートをサイコンに入力する項目も見当たりません。
・感想
国内での正規版が販売されたけど、それに対した機能の不完全さが目立つ
GPS精度はスマホに比べても荒すぎて、Stravaのセグメントも正しいデータなのか信憑性が低い
マップ機能においては、基本的なルート作成はガイドラインの表示でわかりやすく作成でき、道順の右左折・距離の案内はよく出来ているが英語が混じり過ぎてわかりにくい
ルートラボに比べると使いにくさが目立つ、今後のアップデートで改良していくとは思うが斜度・ドラッグ範囲での距離の表示は最低限実装して欲しい
他メーカーのGPSサイコンに比べて価格が目立っているが機能としては価格分に見合っているのかもわからない
YEAR10の上位モデルであれば機能が増えている分、使い勝手がいい可能性はあるが共通ソフトになる専用サイトがこの様子では期待値は低い
YEAR9においては今後のアップデートで大きな変更はなさそうなのでログ取り用としての使い方しかしないです。
他のモデルを購入するかは、YEAR10モデルを使用している方からのレビュー次第ですね
また、給電しながらの使用が出来るのかも気になっています。
価格評価→★★★☆☆(←7000円でも高いと感じてきた…)
評 価→★☆☆☆☆(←マグネット式のサイコン、スマホのログ取り代用としても微妙な性能)