購入価格:¥800
ある日、ゾンダを見て気づいたのですが
リヤハブの 何かが足りません。
フロントハブです。
どうやら、玉当たり調整ナットの外側にパチンと嵌める リング状のパーツを紛失してしまったようです。
この輪っかは ダストキャップの一部という事になっていて、
これが無いと ハブベアリングが丸見えになってしまいます。
ベアリングの防塵性の為には 付けてあったほうが良さそうです。
(ただし、これが付いていたところで紙が挟める程度の隙間はハブに残るので
どのみち水や泥をシャットアウトする事は出来ません)
また、ハブフランジに不自然な段差ができてしまい、大変見栄えが悪いので
失くさないに越した事はありません。
・・・という事が 約1ヶ月前に発覚し、
今月上旬に届きました。
カンパニョーロ ユーザーには御馴染みの 例の箱です。
パチンと嵌めました。
このリング型ダストキャップ、フロントハブのそれと共用なので
品番が「FH-」ではなく「HB-」始まりになっています。
「ZO」は ゾンダのアクロニムです。
更に、ボーラワン、ボーラウルトラ、バレットウルトラなどステンレススポークのG3完組ホイール、
要するに ゾンダとハブ体を共用している全てのホイールも ここのパーツの品番が
「HB-ZO002」となっています。
検証のためにフロントハブのダストキャップを外してみたのですが、
新品になったリヤハブのそれと比べて 「パチン」が明らかに弱くなっています。
プラスチック製の細い輪っかを 小さな爪で留めているだけなので仕方ありません。
また、フロントリムとリヤリムを重ねて手で掴み 持ち上げてみると、
フロントハブのエンドナットがリヤハブに頻繁に干渉する事が分かりました。
加えて、G3組の後輪は スポークの隙間に肩を入れて運ぶことも可能ですので(笑)、
ダストキャップが衣服と擦れて外れてしまいかねません。
(さすがに スプロケットを自分側に向けて運ぶ人はいないでしょう)
とにかく、以上4つのホイールをお持ちの方は、このパーツを紛失していないか
今一度 確認されることをオススメします。
シール性能が低下したホイールを使い続けるのは 精神衛生上よくありません。
価格評価→★★★★☆
評 価→★★☆☆☆ (もう少し 外れにくくしてほしい)
ここまで読んでいただいた方は、「じゃあ レーシング3のハブにも流用できるじゃん」と思われるかもしれません。
手元にレーシング3が無いので未検証ですが、恐らく可能でしょう。
ここで要注意なのは「フルクラムは、自社ホイールの修理に カンパニョーロのパーツを使うことを禁じている」点です。
実情はともかく建前上は別メーカーなので、従ったほうがいいのでしょうか。
という訳で、レーシング3ユーザーで ダストキャップを紛失された方は
フルクラムのカタログをご覧くださ
見なかった事にしよう