購入価格 ¥35000くらい(ボディ価格。amazon.co.jp)
"ロードバイクでの常時携行が苦にならない唯一のAPS-C一眼レフカメラ"
ミラーを内蔵したAPS-C一眼レフカメラとしては世界最小・最軽量を誇るカメラ。ロードバイクでロングライドしたりヒルクライムする時は普通、一眼レフを持っていこうと思う人はいないかもしれない。私もそうだった。このカメラを手に入れるまでは。笑えるほど小さい一眼レフ。
登場から3年が経過するものの全く不満の出ない画質。サイクリング時の主な使用レンズはパンケーキの40mm F2.8 STMで、X7との組み合わせで超コンパクトなスナップマシンと化す。35mm換算で64mmなのでやや中望遠に近いものの、ボケを活かした接写から風景まで一応幅広く使える。APS-Cという大型センサーならではの自然な深みのある被写界深度が特徴。
より広角で風景中心に撮りたい方は同じパンケーキの24mm F2.8を合わせたほうが良いかもしれない。またこのカメラの小型コンパクトさを最大限に活かすなら、ズームレンズではなくやはり単焦点レンズを選びたい。
軽量な高画質カメラとなるとミラーレスのマイクロフォーサーズがまず候補に上がるが、サイクリングを楽しみつつAPS-Cの被写界深度が欲しい場合このカメラは良い選択肢になると思う。発売から3年経過していることもあり新品・中古ともにボディは安い。見た目は可愛らしいオモチャのようなカメラだが、画質は4〜5年前のEOS二桁シリーズを凌ぐ。こんな見た目だが、本気のカメラである。
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★★
EF40mm F2.8装着時の実測重量:561g
ボディ単体カタログ重量:370g