SWANS Airless-Wave MTSIL SA517

購入価格 ￥7654


レンズ色は黄色系。両面マルチコートが効いているようで映り込みも少なく、しかも可視光線透過率が96%ということで、夜間使用にも適しています。



軽く、装着感が希薄で、とにかく疲れないのがAirless-Waveの特徴です。また、 「自転車向きデス！」 という感じが微塵も感じられないところも私には大きな魅力です。そんなわけで自転車、クルマの運転から山歩きまで、Airless-Wave一択で3本を使い分けて愛用中です。

なお、生産は日本国内。


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黄色系のレンズ色の特徴として、薄暮での視界がなぜか多少、明るく感じられる、というのがあります。確かにそうなのですが、明るく感じられるついでに白色が黄色身を帯びた色にシフトします。というわけで最近、徐々に増えている白色LED街灯。この無味乾燥な光源の色も黄色方向にシフトすることで、昔の電球のような色に見えて、それはそれでなかなか風情があるというものです。また、厚い雲に覆われた日でも、草木の緑が随分と鮮やかに見えたり、稲藁の枯れた色も冴えて見えます。また、薄明の東天に輝く朝焼け雲など、すこし大袈裟に見えて何やら不思議な風合いです。

こういう見え方に違和感を感じる方には、もしかしたらあまり気持ちいいものではないかも知れません。ひとたびアイウエアを外してみれば、原風景のソリッド感、透明感を感じてしまい、

「普通のクリアレンズのほうがいいかも？」

と思わないとも限りません。実は、私は最初、そんな風に感じたのですが、最近、慣れてきてしまいました。

というわけで、黄色系レンズの見え方が好きな方にとっては、とても良いアイウエアだと思います。



価格評価→★★★★☆
評　　価→★★★★☆

年　　　式→2016
カタログ重量→15g

購入価格 ￥5500(新品同様の中古品)

「紫外線は目に悪影響を与える」というのは、今や世界の常識だ。
そういう意味に置いては、スポーツグラスは、どのメーカーでも紫外線カット率は９９％以上で、故にスポーツグラスとしての用件は全て満たしてしている。

他に可視光線透過率だの、両面マルチコートだのいろいろとデータはあるだろうが、ほとんどの自転車ユーザーにおいてのアイウエアの選択基準は、そんなところではない。

　・デザイン（好みの形状）
　・色（自転車やウェアとのコーディネート）　
　・レンズの種類（「目が見えない方がかっこいい」ｏｒ「目が見えた方が視界良好」）
の3つだと思う。

そういう意味に置いては、アイウェアの評価などナンセンスなのだが、　それでもＴＰＯに合わせて使い分けたい人向けに敢えて言うならば、


自転車向けではないので、他のスポーツ・アウトドアでも使えそう。
モノトーンのフレームは、どんな色のウェアにも合うだろう。
レンズは、あくまでも淡いイエロー程度で、ノーマル色が判らないほど強くはない。ピンクミラーなどに比べると、申し訳程度である。

そして、イエローのレンズは、ちょっと光量が足りないシチュエーション（早朝や夕刻、曇天など）で、周囲を明るく感じさせてくれる。
クリアも良いけれど、代わりにイエローもいいのではなかろうか。

新品で実売7～8千円ぐらい、まあ、価格相応のアイウエア。

価格評価→★★★★★
評　　　価→★★★★☆