購入価格:¥2,140
TNiがリリースしているチェーン落下防止アイテムです。
「ボディガード」という紛らわしい名前なので 分かりにくいですが、ごく普通のチェーンキャッチャーです。
TOKENが、殆どというか 全く同じ形状のものをラインナップしているので OEM元が共通なのでしょう。
ここ1年くらい、僕のロードバイクで 前後ともチェーン落ちは一度も起きていません。
変速調整がちゃんとしているから・・・だと思いたいですが、
今まで無かった事が 明日起こらないとも限りません。
ましてや、今乗っているロードバイクはカーボンフレームです。
登坂時にチェーンサックでも起こした日には カーボンがズタズタになる事は避けられないでしょう。
というのは嫌なので、予防が効くうちに対策します。
リオグランデから プラスチック製のチェーンキャッチャーも出ています。
価格と軽さ、調整の簡単さを考慮すれば リオグランデ一択ですが、
最近のカーボンロードバイクのシートチューブは 扁平加工がされている事が多く
そもそも物理的に取り付けられません。
うちのロードバイクも例に漏れず 取り付け不可認定を受けたので、
所謂「アルミの棒」以外に 選択肢はありません。
↑付属品は これだけです。
右から2つ目の つば付きボルトですが、つばが邪魔で チェーンキャッチャーの凹みにおさまりません。
円柱形のスペーサーは、チェーンを受け止める位置を前にずらす為のものでしょうが
付属のボルトはネジ山がやや短く 届きそうにありません。
また、スペーサーも キャッチャーの凹みには嵌りません。
ノーマルクランクとコンパクトクランクでは インナーチェーンリングの径が全然違いますから、
それぞれに最適化された長さのキャッチャーが用意されています。
使っているチェーンリングは アウター52T/インナー39Tなので 当然ノーマル用ですが、
例えばノーマル用をコンパクトクランクに使うと全然チェーンをキャッチしてくれないので、買うときは気をつけた方がいいです。
取り付けました。
スラムレッドの純正チェーンキャッチャーなら 取り付け後に微調整が利きますが、
これは廉価モデルだからか、固定ボルトを締め切る直前に チェーンキャッチャーの位置を
確定させておく必要があります。
難しくはありませんが ちょっと面倒です。
チェーンをインナーに掛けた時に ギリギリ接触しない場所で固定できました。
上の写真の状態で、インナー×ローに入っています。
チェーン落ちを防いでくれるのは良いのですが、今後 クランクを取り外すたびに
これにチェーンが引っかかるのかと思うと 地味に鬱陶しいかもしれません。
スラムのフロントディレイラーは、固定ボルト用のネジ山が かなり奥まったところに埋め込んであり、
付属のボルトでも長さが足りなかったので 元々フロントディレイラーを固定していたボルトを使い回しています。
スラムコンポのフロント変速は、アウターからインナーに落とす際に
かなり勢い良く「パキン!」と変わります。
チェーン落ちする時は 何の予兆も無く突然起こる気がしたので、
今回ビビッて取り付けました。
普段の通学コースでは そもそもインナーを使う状況が皆無ですが、
これが取り付けてあるだけで(根拠の無い)安心感が沸いてきます。
今のところ チェーンとの擦れ跡は付いていないので、ただの御守りです。
価格評価→★★★★☆
評 価→☆☆☆☆☆(このパーツの評価をしなくて済む事を願います)