購入価格 \60,000ぐらい
デュアルコントロールレバーの項目ですが、Di2の長所短所を含めた内容を書いていこうと思います。
まずST-9070はデュアルコントロールレバーが軽いです。
カタログスペックですが左右で237g
SRAM REDより軽いです。
軽いと何が良いのかというとダンシングした時のハンドルの振りが軽くなります。
ST-6700からSRAM REDにした時にそれは実感しました。
ダンシングのリズムが若干変わりますが、振る重量が減るということは疲労軽減にも繋がるのでプラスかと。
また小ぶりなので手が小さい人でも握りやすいかと。
(個人的にはエルゴパワーぐらいのサイズがベストです)
今度はDi2の話になりますが、変速が速く正確で素晴らしいです。
1回押せば1段。2回連続で押せば2段という風にミスなく変速できます。
ワイヤーだとこうはいかない場合があります。
例えば多段変速できるシフトダウンは2段変速したいなーという時に2段分レバーを動かす訳ですが、
うっかり2.5段分動かそうものなら少しガチャガチャと……
普段走ってる分には問題ありませんが、ゴールスプリントの時にやろうものなら下手したら落車です。
スプリントをしている時に正確なシフトが出来る自信がなかったので、シフトダウンは避けていました。
ですが、Di2にすると正確なシフトダウンが出来るので選択肢として挙がってきます。
スプリントのギヤ選択を判断ミスしたり、失速したり垂れた時にも変速が出来るのは便利です。
他の利点は……
・長押しでガチャガチャと多段変速可能。
・サテライトスイッチ、スプリンタースイッチの追加でどこを持っていても変速が出来るようになる。
・ワイヤ切れの心配をしなくていい。
・走行中にジャンクションにアクセスできれば走りながらの変速調整が可能。
・ワイヤレスユニットを装着するとST-9070だけにある隠しスイッチで対応しているサイコンを操作可能。
(GarminはEdge1000以降、パイオニアはSGX-CA500等)
隠しスイッチはここにあります。
・結構落車していますが、ガリガリに削れるだけで機能に支障はまだ出ていないので割と丈夫なのでは。
といったところでしょうか。
話は変わりますがワイヤレスユニットは面白いです。
変速回数や今のギヤの位置が表示できます。
(先日160km走ったら1700回リアを変速していました)
いきなりDi2の欠点ですがトラブったらお手上げになるパターンが、比較的多いのが真っ先に挙がります。
精密機械ですので、素人は手が出せません。
基本的にメーカーに送って修理or交換です。
7970の時は水没した話をちょくちょく聞いていたのが、9070になって聞かなくなりましたので信頼性は格段に上がっていると思いますが。
まぁ、7970は有料べーtうわなんだおm
バッテリーで動くので当然充電が必要ですが、慣れないと忘れます。
(特にイベント前はチェックしましょう)
バッテリーが切れたら当然動きません。
残量が減ってくるとフロントがアウターに変速できなくなって、しばらくしてリアが変速できなくなります。
ギヤ固定はつらいので割とこまめに充電することをおススメします。
私は忘れるのでワイヤレスユニットを装着してバッテリー残量を常に監視することにしました。
価格評価→★★★★☆(相応の出来の良さですけどアルテの倍以上なので)
評 価→★★★★★
<オプション>
年 式→2013年
カタログ重量→237g