購入価格 ¥4,000 (ロングコース、ショートコースともに)
今年で第四回を数える大会。初回から参加させていただいてます。
ロングコースしか経験はありませんが、結構タフなコースです。
初回と二回目は雨が降ったせいもあり、難易度はかなり高くなりました。
三回目・四回目は晴天だったこともあって皆さん楽しく走られたようですね。
いろいろと特筆すべきことはありますが、一番は町主導という事でしょうか。
それも、若手中の若手が町や企業を巻き込んで開催にこぎつけ、今現在も続けられているという、いわゆる「自転車で町おこし」の成功例たる大会なのではないかなあと勝手に思っています。
魅力は、いくつかあります。
まずは、コース。ごく簡単に言うと、阿武隈川の支流を遡上して福島県境のダムまで登り、山を通り抜けながら阿武隈川へもどるというコースです。結構なアップダウンがあり、また、道が若干荒れていることもあって舐めてかかると痛い目に合います。中級(何をもって中級というのかはわかりませんが)以上のサイクリストなら完走はできるんじゃないかな?といった難易度設定です。くるくる変わる川の風景、敵にも味方にもなる山々、そんな里山で暮らしている人たちからの応援や、備え付けのライダーと戦うショッカー達…そんなものを眺めながらゆるゆると、あるいはギリギリと楽しむことができるのが大きな魅力です。
エイドはさまざまな名物が出てきます。芋煮、へそ大根、しそジュース、梨、新米のおにぎり、蒸しパン、古代米の甘酒、ちびまんじゅう、漬物などなど多彩ですが、人によっては量が少ないと感じるかもしれませんが、スタート/ゴール地点で購入もできるものあるので安心ですよ。
参加賞は豪華です。今年はサーモスのカップに玄米めんのセット、梅丹の電解質パウダーとCC、そして、丸森町の三大観光スポットの優待パスポート。
さらには抽選会では毎年必ず豪華賞品が出てきます。丸森町あるいは隣の角田市には大きな企業があるために、宮城県民おなじみのアイリスオーヤマからどんどこ家電品がだされたり、NECの子会社さんからパソコンがふるまわれたり。車が大好きな人ならご存じケーヒンさんの企業グッズがもらえるというのも魅力なのかな?
また、各種協賛自転車ショップからはサイコンにメットにライトにバーテープにGPSとやたら豪華な景品が乱れ飛びます。お米やフルーツという地場産品ももちろんでます。面白いのは今年から出てきた「CX」という名前の桃。名前の由来はもしかしてシクロクロス…?ちなみに高級品ですコレ。
かてて加えて、参加者が走行している間にも、スタート地点では各種物販やイベントが開かれ、お父さんに付き合わされたご家族が飽きないような工夫までされているというのが白眉でありましょう。
毎年運営の方法をいろいろ変化させているようで、今年は撤収に向けての手際の良さが目立ちました。今年は受け付け開始から11分で締め切りとなるほどの人気大会となったこの大会。まだまだいろいろと進化しながら我々サイクリストを楽しませてくれそうです。
VIDEO
価格評価→★★★★★(←エイド、お土産ともに高品質)
評 価→★★★★★(←町ぐるみというのがうれしい)
<オプション>
年 式→ 2013~