購入価格 ¥1,640(税込合計)
用意するもの = 株式会社八幡ねじ ボンネットゴム 品番K-59 10個入 ¥680(税込)
※他社製品の代用でもOKですが、中央に直径9〜12mm、深さ3mm〜5mmのくぼみがあることが条件
3Mスコッチ強力両面テープ凸凹面用 ¥960(税込)
※他社製品の代用でもOKですが、厚手且つ屋外用を推奨
ロードバイクにはあまり関係ないと思いますが、MTBやクロスバイクでは、クランクとチェーンステーとの間隔が広い場合が多く、サイコンのセンサ(ケイデンス+スピード一体型センサ)を取付ける際、センサとマグネットの位置合わせが(自身の経験上)非常にやっかいです。
今回ご紹介する方法は、ケイデンス用マグネットにボンネットゴム(=ゴム足)のゲタを履かせることでセンサとマグネットの間隔を狭くします。普通にマグネットを設置する場合と比べ、約8mm間隔を狭くすることが出来ます。
効果としては、センサとマグネットの位置合わせが楽になります。
■取付手順
1)ケイデンス用マグネットをゴム足のくぼみに押し込みます。
なお、くぼみの直径が約9mmであるのに対し、ケイデンス用マグネットの直径が約12mmなので、やや強引に押し込む感じになります。
次に、ゴム足の反対側に強力両面テープを貼付けます。(写真を参照)
2)クランク内側の平らな部分に、1)でセットしたものを貼付けてからタイラップで固定します。
この時、タイラップの頭(固定部)がクランク外側に出ないようにしてください。外側に突起物があるとペダリングの邪魔になります。
3)センサをチェーンステーに、スピード用マグネットをスポークに取付けます。
ここからの作業はサイコンの標準的な取付手順と同じなので割愛します。詳しくはサイコンの取説に従ってください。
…以上でおわり
最後に…
CATEYEの最近のモデルはケイデンス+スピード一体型センサが小型化されているので、
あくまで私見ですが、クランクとチェーンステーとの間隔が広い車種ではセンサのケイデンス読み取り部がクランクに届かない可能性もあるかもしれません。
ここの間隔が16mm以上あって取付けに困っている場合は、この方法を試してみてはいかがでしょうか?
※ちなみに別のフルサスMTB(FUEL EX8)でこの方法を試したところ、そもそもチェーンステーが角型で太い形状のためセンサ自体が取付けできませんでした。
ですので、車種によってはこの施工を行っても取付けできない場合があります事をご承知おきください。
【補足】写真のバイクは TREK Mendota 2011 、サイコンは CATEYE CC-RD400DW(生産終了品)です。
価格評価→★★★☆☆(スモールパーツはセット販売が多いので、5個もあまってしまうのが難点)
評 価→★★★★★