購入価格 ¥1,189(税込)
用意するもの = バックルベルト SB-15-4 オーエッチ工業
※ホームセンターなどで入手可能。同じものが入手できなければ似たようなバックルベルトでもOK。
さて、カーボンフレームなど何らかの理由でスタンドが付けられないバイクのユーザーさんは、
コンビニなどに立ち寄った際、壁に寄りかけて駐輪するケースが多いと思いますが、うっかり倒してしまった…という経験をした方も少なくないのではないでしょうか?
…と言うか、私がその一人なんですが。
では倒れる原因は何か?…と自分なりに考えたのですが、
タイヤが固定されていない=ブレーキがかかっていないから、という結論に至りました。(結論と言うほど大した事ではないですが)
そこで当初、駐輪中にブレーキをかける方法として
裾止めのマジックテープを使いブレーキレバーを引いたまま固定してみましたが、毎回テープをぐるぐる巻くという作業がかなり面倒くさかったので、この方法は却下。
次に考えたのが、以下にご紹介するバックルベルトによる固定です。
■準備
ブレーキをかけた状態でバックルがカチッとはまるような長さにして、余分な部分をカットします。
※カットしたベルト先端のほつれが気になる場合は、ホットメルトをあてて糸が出てこないように融着させると良いです。
ホットメルトがない場合は(ポリプロピレンなど、熱で溶ける素材に限りますが)
ライターでベルト先端をあぶって溶かす…という方法もあります。ただしやけどに注意です。
■使用方法
停車時にフロントブレーキを握りつつ同時にバックルベルトをはめます。使わない時(=走行中)はハンドルやフレームにぶら下げておきます。
なお、バックルベルトはフロントブレーキへの装着を推奨します。
理由=停車中に人が触れるなどしてハンドルの向きが変わってしまった場合、最悪フロントタイヤがズルッと滑って倒れる危険があるため。
転倒を完全に防ぐことは出来ませんが、これだけで車体の安定性がグッとあがります。
特にフラットバーの場合は、ドロップに比べて壁に寄りかけにくい形状なので効果を実感できると思います。
最後に…
「停車のたびにバックル固定って面倒じゃないの?」と聞かれたら、正直面倒と言えなくもありませんが、転倒したショッキングな光景を見る事に比べれば大した労力ではないと思いますが、どうでしょう?
しかし、そもそもブレーキレバーにロック機構が付いていればそれが一番いいんじゃないの?…とも思っているのですが。
価格評価→★★★☆☆(2個セット売りなので1個余ってしまう)
評 価→★★★★☆(転倒を完全に防ぐわけではないので…)