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SRAM S500 Brake Lever


 
LZPT2IB  2016-8-16 21:24
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SRAM S500 Brake Lever
購入価格: ¥4,500 (税込) ※Amazonで¥8,500。BRAと月間賞のギフト券を使用
標準価格: ¥11,180 (税込) ※片側のみなら¥5,940

『これまで使ったレバーの中では抜群の握りやすさ。しかも、小さな手でも無理なく握れる』



■ SRAMのシングルスピード用ブレーキレバー
SRAM S500 Brake Lever(以下S500)は、ロード用のブレーキに対応したシングルスピード用のブレーキレバーだ。ダブルタップレバーからシフトレバーと変速機構を取り除いただけの構造なので、片側だけ購入してフロントシングル用のブレーキレバーとして使うこともできる。

レバーの材質は冷間鍛造アルミ製であり、仕上げはブラックアルマイト。上位グレードにカーボン製レバーを採用したS900 Brake Leverは上位グレードにあたるが、レバーの材質以外に違いは見られない。

 
SRAM S500 Brake Lever





■ ロード用のドロップハンドルと同時に交換
GIANT FIXER Rをピストハンドルをロード用のドロップハンドルに交換するあたって、ブレーキレバーまでS500に交換したのは、FIXERのコンポーネントをできるだけSRAMに統一して、FIXERのルックスを高めたかったからだ。もちろん、単純にSRAMのコンポーネントを試したかったというのもある。

実はS500にはずっと憧れていたのだが、交換後にリーチが大きく(遠く)なったり、握り心地が太くなったるのがイヤで、なかなか導入できずにいた。ただ、今回手に入れるに至ったのは、シマノの油圧用デュアルコントロールレバー ST-RS505よりは細いだろうと考えたからだ、また、BRAと月間賞で副賞にギフト券をいただいたことも購入を後押しした。

 
Dixna ジェイリーチブレーキレバーを交換(左)、クランクは以前からSRAMを使用(右)





■ 優れたデザインと高い質感
S500はレバーにロゴが入っただけのシンプルなデザインだが、シングルスピード用のブレーキレバーの中では抜群にかっこいい。レバーの仕上げやSRAMのロゴの存在感もS500のルックスに貢献しているが、私が気に入っているのはブラケットの形状だ。ブレーキレバーのブラケットの側面は平らでのっぺりした印象になりがちだが、S500は側面も丸みを帯びた形状になっており、どの角度でも見栄えがする。

このブレーキレバーの質感は十分に高く、Chris Kingのヘッドパーツ、Thomsonのステム、fizikのハンドルといった外観が美しいパーツと組み合わせても見劣りしない。また、ロード用のサドルやドロップハンドルと相まって、FIXERはシャープな印象になった。

 
SRAM S500 Brake Leverを取り付けたFIXER





■ 小さな手でも握りやすいブラケット形状
【ブラケットの形状】
私が驚いたのは、S500の握りやすさだ。ブラケットはまさにエルゴノミック形状といったところで、ブラケット側面の丸みが手のひらにフィットするようにできている。このことにより、手を添えるような感じでブラケットを握りやすくなり、無駄な力も入らない。ただ、薄手のバーテープでは、ブラケットとハンドルの境目には段差ができやすいのがちょっと気になるところだ。

 
ブラケット側面の丸みが手のひらにフィットする(左)、ブラケットの段差が少し気になる(右)


【ブラケットの大きさ】
S500の実物を見たときは、ブラケットが太くて握りにくそうだと感じたが、実際には手の小さな私でも全く無理なく握ることができた。確かにブラケットの根元は太くなっているが、先端に行くにつれて細くなっている。そのおかげで、手のひらの荷重を分散させつつ、人差し指と親指をブラケットに回して握ることができる。しかも、レバーの握り幅を最小にしても、ブラケットの下に指が3本入る。


小さな手でも握りやすいブラケット


【他のレバーとの比較】
シマノ BL-R400やディズナ ジェイリーチブレーキレバーは、ブラケットが細めで側面も平らなので、いかにもシングルスピード用のブレーキレバーといった握りごこちだった。一方、SRAMとシマノの違いはあるが、S500はまさにロードバイク用の握りごこちで、ブラケットの根元が太くなっているおかげで手が疲れにくい。シマノ ST-5800やST-RS505も握りやすいが、個人的にはSRAMのほうが好みだ。

また、ブラケットの手を乗せる部分の前後の長さは、シマノのデュアルコントロールレバーとほぼ同じだった。これなら、SRAMのレバーに交換する際に、ステムやハンドルまで交換してリーチを調整する必要はない。


手を乗せる部分はシマノとほぼ同じ長さ


【リーチアジャストとレバー形状】
リーチアジャストボルトを締めることで、レバーの握り幅を調整できる。私は握り幅を最小にしているが、ブラケットポジションでも下ハンでも無理なくレバーに指がかかる。ショートリーチのハンドルでも下ハンでレバーに指が届く。レバー形状にはこれといった特徴はないが、どのポジションでも指をかけやすい。


リーチアジャストボルトを回すと、シュークリアランスも変わるので注意





■ シマノのブレーキとの組み合わせは要注意
シマノ BR-5800とS500を組み合わせると、ブレーキの効きが強くなる。Vブレーキやロード用ディスクブレーキと比べても効きすぎるように思える。最初は軽くレバーを引いても効くので喜んでいたが、レバーを握り込むと急激にブレーキが立ち上がるので怖くなった。

いわゆる”カックンブレーキ”というやつで、おそらく急ブレーキではホイールがロックして危なくなるはずだ。これならVブレーキのほうが、まだブレーキの立ち上がりがマイルドだ。シュークリアランスを広げれば扱いやすくなるが、それでもロード用ブレーキとしては、コントロール性が十分に高いとはいえない。

いくらなんでもブレーキが効きすぎだと思って調べてみると、SRAMの引き量はシマノでいう旧スーパーSLRに相当し、新スーパーSLRのキャリパーブレーキとは互換性がないとのこと。つまり、この組み合わせでブレーキの効きが強くなるのは、SRAMのブレーキケーブルの引き量が、シマノのブレーキよりも大きいからだ。

以前、互換性を知らずに、旧スーパーSLRのBL-R400で新スーパーSLRのBR-5700を引いたことがあるが、やはりカックンブレーキなった。一応コントロールできたが、急ブレーキで後輪が滑ったことはある。SLR-EVのBR-5800は、引き量こそ新スーパーSLRと同じだが、キャリパー自体の制動力が向上している。SRAMのブレーキレバーで引くとますます効きが強くなり、ブレーキの立ち上がりも鋭くなると感じた。

SRAMのブレーキレバーは、現行のシマノのキャリパーブレーキ(特にSLR-EV)と組み合わせない方がいいと思う。普通に走って止まるだけならコントロールできるかもしれないし、経験や慣れでカバーできるかもしれないが、急ブレーキで車体をコントロールする自信が私にはない。

結局、当初の予定どおり、SRAM Forceのキャリパーブレーキを購入。高い制動力と繊細なスピードコントロールの両立は、まさにロード用ブレーキのフィーリングだ。高い制動力を求めてシマノのキャリパーブレーキを選ばなくても、Forceなら短い距離でしっかりと止まれるし、下り坂でもしっかりと減速できる。


シマノ BR-5800との組み合わせるとブレーキの効きが強くなる





■ レバーの剛性感が高く、引きも軽い
SRAM Forceとシマノ BR-5800の両方を組み合わせて感じたことは、S500のレバーの剛性感と引きの軽さだ。シマノのほうがタッチがかっちりとしており、引きもなめらかで軽いが、Forceもセッティング次第では良好なタッチが得られる。

S500がかっちりとしたタッチが出やすいのは、レバー自体の剛性の高さに加えて、関節部の遊びが小さいからだ。ただ、SRAMはキャリパーの剛性が若干低く、ブレーキシューも柔らかくて厚みがあるため、レバーの剛性感を損なってクニュッとしたタッチになりやすい。少しでもカッチリとしたタッチを出すには、ブレーキシューの当たる角度が重要になる。

S500にはリターンスプリングがないので、レバーの引きの軽さは主にキャリパーのリターンスプリングやケーブルの取り回しに大きく影響される。Forceのバネ力を最弱にするとレバーの引きは軽くなるが、レバーの戻りがのっそりとしてタッチが悪くなる。レバーの戻りをよくするには、ある程度バネ力を上げる必要があるが、それでもレバーの引きは十分に軽くできる。

 
Forceはリターンスプリングのバネ力を調整できる(左)、ケーブルの取り回しを左前・右後ろにするほうがレバーの引きが軽い(右)





■ シングルスピード用ブレーキレバーのベストな選択
これまでのFIXERに取り付けたパーツの中で、SRAM S500 Brake Leverは特に満足感が高い。何度もカスタムを繰り返してきたが、ようやく理想どおりのシルエットに仕上げることができた。S500は質感が高いので、品のいいシングルスピードを組むのに最適だと思う。

ブレーキレバーとしての完成度を高めているのが、ブラケットの握りやすさだ。手のひらになじむようにフィットし、小さな手でも握れる細さと、手の荷重を分散できる太さの両方を兼ね備えている。また、レバーの剛性感や引きの軽さは、快適なブレーキ操作につながる。

SRAM S500 Brake Leverは、ルックスと握りやすさを考えれば、シングルスピード用ブレーキレバーのベストな選択だといえる。ブレーキの互換性には注意が必要だが、少なくともForceとの組み合わせなら、シマノに比べてもブレーキ性能に物足りなさは感じない。SRAMのレバーとキャリパーを取り付けたFIXERは、安全に止まれるかっこいい自転車として、これからも活躍してくれるだろう。



価格評価→★★★☆☆ (シングルスピードレバーの中では高価 ※販売価格の評価)
評  価→★★★★★ (ルックスと握りやすさが素晴らしい)
<オプション>
年    式→ ー
カタログ重量→264g (1ペア)
 
500miles  2017-6-11 22:01
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SRAM S500 Brake Lever
購入価格 ¥ 失念

7800duraを小径車・フラットバーで使用していたが、ドロップ化に伴い、バーコンとの併用で導入。

手が小さく、指も短い者の立場から、9000duraのSTIレバーとの比較。

ブラケットのリーチが短く、その先端の角みたいなでっぱり部分も小さいので
ブラケットに覆いかぶさるように手を置くことができる。
(9000duraでは角を避けるように、指を巻きつけるところまで)




手首に負担のない角度で手をハンドルに添えることができ
引いたり押したり、シッティング、ダンシングでも
ブラケット上で手をずらしたり、ハンドル上部や下ハン持ち替える頻度は減っている、、はず。

変速は担っていないためか、レバーの形状によるものか、
レバーのリーチアジャストはそれほど使用せずともいけてしまう。
(dura9000では限界近くまでレバーをハンドルに近付けている)

ブレーキはVブレーキのshimano BR-463。S500でもコントロールし易く、何の不満もなかった。

総じて、とてもフィットしており
Shimanoではなく、次はsramのコンポでもいいのかもしれない…、と思わせてくれた逸品。
価格、信頼性、入手性等を考慮すればやっぱりshimanoにしそうだが。

(国内でのぼったくり価格、海外通販封じは許せない、というのも理由)

価格評価→不明(安かったとは思う)
評   価→★★★★★




















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