購入価格 ¥5,500 (特価)
以前、レボリューションKXSなるタイヤのレビューを書きました。
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=14206&forum=42&post_id=24631#forumpost24631投稿文の中で、頻繁に「コルサKX」という単語を連発していましたが、
コルサKX(およびオープンコルサKX)を使ったことは無いです。
というのもアレなので、レビュー用に1本買うことにしました。
オープンコルサKXが欲しかったのですが、とっくの昔に廃版です。
KXの後継モデルである、「オープンコルサ エボテックⅡ」を買いました。
名前は違えど、この2つは中身は全く同じなので、これでいいでしょう。
※エボテックⅡも とっくの昔に廃版です。
お馴染みのコルサCXに比べて、斜線のミゾが深くとってあります。
「AQUAGRIP」の表記にもある通り、メーカー側もレインタイヤとして位置づけていた様です。
コルサCXへ移行する際に、レインタイヤとしてではなく
雨でも晴れでもオールラウンドに使えるタイヤとして、
ミゾの浅いトレッドパターンになったのではないでしょうか。
最近では、コンチネンタルやヴェロフレックス、ミシュランのプロ4など、雨でもしっかり
グリップするタイヤが増えてきましたから、レインタイヤの需要自体が減っているのかもしれません。
僕は現在、前輪にEVO Tech Ⅱ、後輪にEVO CXⅢを履いています。
峠やサイクリングロードで試していないので 詳しくは分かりませんが、
コーナーでのグリップ力や転がりの軽さは CXⅢとほぼ同じに思えます。
CXⅢも、雨中走行でも非常に高いグリップ力を発揮してくれますから、
Tech Ⅱは それ以上なのでしょう(と信じておきます)。
僕が ロードバイクに乗り始めたばかりの頃は、チューブラータイヤしか使っていませんでした。
今でも覚えています、ウォルバーになる前のスーパーチャンピオンの手組ホイールです。
オープンコルサシリーズや チャレンジのクリテリウム320を履いていると、
その時に近い感触が伝わってきます。
練習用チューブラータイヤともなると幅は22C以下に限られてきますから、
WOタイヤを常用する現在でも 23C以下の細いタイヤに対する抵抗は皆無です。
最近ではカーボンリムのワイド化が流行っていますが(事情も理解できますが)、
アルミWOリムまでワイド化するのは疑問です。
シャマルウルトラ C17とかゾンダC17とかレーシングZERO C17とか
「黙って25Cタイヤを履け」と言わんばかりの勢いです。
僕が乗っているバイクも、メーカーによっては 25Cタイヤがリヤブレーキ台座に干渉しそうなくらいなので、
タイヤ/リムのワイド化は本当にやめてほしいです。
というか重い!接地面積が減るからよく走るとかいってるけど あれ嘘ですからね!
タイヤ太くしたら 普通に重くなるし「ワイドリムでエアロを追求」も只の建前ですよ?
昔、パナレーサーのレースA EVO2の25Cを履いていましたが、
約20~30gの重量増に嫌気が差し、即刻手放しました。
ウルトラスポーツの25Cも、やたらとゴロゴロしていて気持ち悪かったです。
長くなったうえ 盛大に脱線してしまいましたが、
自動車の世界では当たり前な「ウェットタイヤ」という概念が、自転車業界では あまり一般的でないんですね。
生産終了してしまったのが残念ですが、ヴィットリアには KXの再販を希望します。
オープンコルサKXが復活すれば、雨中ライドの頻度が上がるかもしれません(笑)。
価格評価→★★★★☆
評 価→★★★★★
<オプション>
年 式→2011
カタログ重量→???g(実測重量未計測)