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FSA シールドカートリッジ 1-1/8"-1-1/4"


 
LZPT2IB  2016-7-9 23:04
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FSA シールドカートリッジ 1-1/8"-1-1/4"
購入価格: 完成車付属品
標準価格: 不明

『下側のベアリングは水がかかりやすく、定期的なグリスアップによる防水対策が必要』



■ GIANTの上下異径ヘッドチューブ”OverDrive”に対応
GIANTのロードバイクには、ヘッドチューブ「OverDrive」という大径ヘッドチューブ規格が採用されている。いわゆる上下異径ヘッドチューブであり、上側には1-1/8インチ径、下側には1-1/4インチ径のベアリングが用いられている(MTBは下側1-1/2インチ径)。AdvancedグレードとALLUX-SLグレードのロードバイクには、「FSA シールドカートリッジ 1-1/8”-1-1/4”」というヘッドパーツが付属する。

このヘッドパーツは圧入する必要がないインテグラル(インテグレーティッド)というタイプであり、上下のシールドベアリングがヘッドチューブにはまっているだけの構造だ。上側にはトップキャップ、コンプレッションリング、薄手のスペーサーが付属する。下側のクラウンレースは、フロントフォークと一体化しているために付属しない。

  
OverDriveを採用したGIANT DEFY1 DISC。上側は1-1/8”(オーバーサイズ)、下側は1-1/4”





■ ハンドリング性能に貢献
のんびりと走っている分には、OverDriveによるメリットはあまり感じない。ただ、ダンシングで強く踏み込んだり、コーナーを高いスピードで走り抜けるときは話が別で、剛性不足によるロスを感じさせず、安定したハンドル操作を楽しむことができる。

私が所有するGIANT FIXER Rと比べると違いがわかりやすく、FIXERは細身のフレームとフロントフォークであるためか、特にダンシングでは力のロスを感じやすい。OverDriveによるハンドル周りの安定感やロスの少なさは、FIXERのヘッドパーツをアップグレードしただけでは埋まらない差だと思う。ある程度ハードな走行じゃないとOverDirveによる恩恵を体感しにくいが、さまざまな局面で不足を感じないだけでもメリットはある。

ここまではフレームやフォークを含めた印象だが、ヘッドパーツ単体で考えれば、ベアリングは滑らかに回転し、ヘッドチューブ周りにガタを感じにくいという評価。この使用感はゼロスタックの”CANECREEK 40.ZS44 AL”のシールドベアリングとほぼ同じだ。


細身のFIXERと比べると差がわかりやすかった





■ メンテナンス性に優れる
完成車に付属するアヘッドやゼロスタックのヘッドパーツは、安価なボールベアリングを採用されているタイプが多く、シビアな玉当たり調整が必要だった。特に軽いハンドリングを求めるとガタが出やすく、ガタが出ないようにするとハンドリングが重くなりがちだった。

一方、FSA シールドカートリッジ 1-1/8”-1-1/4”は、シールドベアリングを採用しており、ガタが出ないように調整するのがたやすい。また、シールドベアリングはヘッドチューブから手でかんたんに取り外すことができるので、交換やメンテが楽に行える。


取り出した上側のシールドベアリング。TH MR121 1-1/8 45°×45°と刻印されている





■ 下側のベアリングはやや防水性が低い
約半年使用した後に、ベアリングを取り出してチェックしてみた。上側のベアリングは、ベアリングのゴリゴリとした回転の渋さやグリスの劣化は特に見られなかった。トップキャップにはゴム製のシールとOリングが付いており、それなりの防水性は確保されているようだ。

だが、下側のベアリングの外側は、ほんのわずかにサビが出ていた。下側のベアリングにはゴム製のシールなどの防水対策が施されておらず、シールドベアリングがほぼむき出しの状態であるため、洗車の水がベアリングにかかりやすくなっているようだ。幸いなことに、ベアリングの内部はサビておらず、中のグリスの劣化や乳化も特に見られなかった。

取り外したシールドベアリングは、シールを外してグリスを多めに入れておいた。さらに防錆と防水のために、シールドベアリングの外側やヘッドチューブの内側、トップキャップの隙間やクラウンレースなどにもグリスを塗った。これでしばらくはメンテしないで大丈夫だろう。


下側のシールドベアリングは外側に少しサビが出ていた。TH MR168 1-1/4 45°×45°と刻印されている





■ ヘッドパーツ自体にこれといった特徴はない
FSA シールドカートリッジ 1-1/8”-1-1/4”は、OverDriveによるハンドリング性能に貢献するが、OverDriveに対応するほかには、これといった特徴はない。シールドベアリングとまあまあ防水性のあるトップキャップを採用した、普通のヘッドパーツといった印象で、ハンドリングやメンテナンス性にも特に不満はない。定期的にグリスアップすれば、特にトラブルもなく使い続けることができると思う。ただ、このヘッドパーツ(というかトップキャップ)は見た目が地味なのが残念。対応するヘッドパーツがあれば、上側だけでも交換してみたい。



価格評価→★★★★★ (完成車に付属していたので費用はかかっていない)
評  価→★★★★☆ (定期的にグリスアップすれば、大きな問題もなく使い続けられる)
<オプション>
年    式→不明
カタログ重量→不明

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