日泉ケーブル ブレーキアウター
購入価格 ¥1080 (amazon)
2015年のCAAD10はヘッドチューブからリアブレーキが入っていくタイプなのですが、これが曲者で一度でも輪行袋で輸送すると間違いなくアウター受けの箇所で折れ癖が付いてしまいます。 他のオーナーはどうしてるのかいろいろ調べましたが、ノコンのような多関節アウターにしたり、受けの部分にVブレーキのフレキシブルパイプを挿入したりしている様子。どこでも折れてるんですね。
ワイヤー全交換のついでに、柔軟性が高いと評判のこちらを試してみることにしました。amazonでも買えるのは便利ですしね。
STI→ヘッドチューブ、トップチューブ→リアキャリパーの2箇所と、余ったのでフロントにも入れてみましたがフロントは元々長さが短いので(左前で組んでいます)特に変化は感じられませんでした。 リアは今までと同じ長さ、取り回しで組みましたが、ザラザラした感触が出てしまいました。試しにキャリパー側だけシマノに変えてみましたがあまり変わらず、どうやらSTI→ヘッドチューブの行程でザラザラ感が発生してる模様。 一旦外してエンド処理をより丁寧にしたり、ライナーに少しシリコングリスを注入したりしましたが、改善はされたものの解決には至らず。 STIからワイヤーを挿入してハンドルの肩の部分にさしかかるとゴリゴリ感があったので、ここが原因かと思います。 仕方ないのでシマノのアウターに戻したところハンドルのカーブ部分のゴリゴリも一発で解決したので、結局使いませんでした。
日泉ケーブルのHPを見ると自社で真円加工のインナーワイヤーも製作されているようで。私の組み合わせはシマノのポリマーコートインナーだったので、同社のアウターとインナーの組み合わせならば前述のような感触にはならなかったのではないかと思います。もしくは、シマノのPTFEであったりジャグワイヤーのテフロン加工(確かシマノより少し細い筈)であればよかったのかもしれません。
柔軟性が高いので、本来はカーブのキツイ取り回しなどで効果的なのだと思いますが、インナーワイヤー次第な一面もあるようです。いつか機会があれば同社の組み合わせで試してみたい気もします。
価格評価→★★★☆☆(妥当だと思う) 評 価→★★★★☆(私の用途には合わなかったです)
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