購入価格 ¥ 内緒 (定価 232,000円 税抜)
ツテで購入したRaleighのステンレスフレームです。
レバーと前後メカは4600系Tiagra、クランクは5700系の105、ブレーキアーチは5800系の105を
使用したミックスコンポで組み、車輪は手組みです。
絶対的な性能を求めるのであればカーボン一択かと思いますので、こちらに興味を
持つ方はスピード重視ではない、ユルいライダーさんが多いのかなと、勝手に思っています。
カーボンのフレームには無い、金属であることを強く主張するシルバーの車体は
細身の作りながら、恐ろしく軽いというわけではありません。元から付属する
フロントフォークも下がカーボンの上がアルミコラムであるため、こちらも少し重量が
あります。そして目を引くのは車体やフォークに配された泥除け用のダボ穴です。
もはやスピードなんて捨てて使いやすさで勝負! と言わんばかりのオプションとして、
専用の前後フェンダーが存在します。もともとは700×28Cのタイヤに対応している
とのことですが、フェンダーを付けると25Cまでとされています。
付ける人がいらっしゃるのか、大変に興味がありますけれど。。。
乗った印象は「優しいバイク」といった感じでしょうか。
私の身長は170cm未満の小柄で、フレームサイズは最も小さい480を選択しました。
踏み出しは1つ前に乗っていたアルミフレームと比べて「ゆるやか」な印象ですが、もっさりと
しているわけではなく、単に反応速度の違いなのかなと。なのでダンシングで
踏み込んで加速していくよりも、少しずつ速度域を上げて巡行する乗り方に合っている
と思います。ヘッドチューブも上下同径のオーバーサイズですし、激しく踏み込むと
危険かもしれません。ただ車体の制振性能が高いのか、思ったほどハンドルさばきに
影響は出ない気が。
ちなみに鉄系フレームによくあるアウター受けを別で付けるタイプですので、購入を
検討されている方は一緒に購入するのをお忘れなく。取り付ける部分は平たく加工されて
いるため、鉄系ながらアルミフレーム用のアウターストッパーが適合します。
それと、ストッパー取り付け部がヘッドチューブに近いため、Wレバーにすると
残念な見た目になる気がします。少なくとも私は始め、クラシック路線でWレバー
を付けようと思っていましたが、仮止めしてみると気に入らず、急遽ストッパー式に
したのでありました。
総括。
怪しく光る銀色のフレームは見ているだけでも美しく、乗り手を労わってくれて
いるかのような反応を見せ、決して遅いわけでもない、そんなフレームです。
価格評価→★★★★☆(やや手頃ではある)
評 価→★★★★★(ユルく乗る私ににはピッタリ)
<オプション>
年 式→2016
カタログ重量→ 1550g (Frame480), 530g (Fork)