購入価格 ¥ 3380(税込@Amazon)
これまで使用していたセンターゲージはMINOURA TRUE PRO COMBO 2 に付属しているFCG-310。特に不満は無かったのですが、お値段が手頃だったので2015年5月に購入しました。
■製品インプレ
写真で見た限りでは、ParkTool WAG-4そっくりです。違いは色と、ハブのオーバーロックナットに当てるゲージの形状が違うくらいでしょうか。当初の本命は「PWT 振れ取り台 WTS12」(これまたParkTool TS-2.2そっくり)でしたが、PWTという会社に興味を持ったのも購入した動機の一つです。
本体はアルミと思われる金属製で、断面形状はコの字型。測定可能なリム外径の範囲は実測で677~347mmでした。
リムに当てるスライドブロックはネジを締めても動いてしまいます。作業中にズレやすい点が少し気になりました。ズレたら手で動かせるので問題無いですが。作りが甘いのか、元々こういうモノなのか、判断が付きません。↓
ゲージの形状は円筒形の金属パイプ。FCG-310はL字型の金属板ですが、それに比べると微妙なセンターズレが検出しにくいです。慣れで解決しましたが。WAG-4も写真で見る限りではL字型金属板ですね。多分、ゲージの形状だけは変えないと法的な問題が発生するためかと思われます。↓
かっちりした質感には好感が持てます。ただ、FCG-310のセンター出しも間違ってませんでした。折り畳み機構による剛性不足は、センターゲージには影響が無いのかも知れません。怪力でホイールに押し当てるモノではありませんから。↓
■まとめ
総じて、真面目なモノ作りをしていると感じました。加工と仕上げが丁寧で、形だけ真似をした類似品ではありません。使っていて、自分がプロのホイールビルダーに一歩近づいた気がします。
「PWT 振れ取り台 WTS12」も同じ品質なら、是非導入したいと思っています。設置スペースの問題解決が出来ていないので購入を見合わせているのですが。
使っていて気分が盛り上がる道具がこのお値段で手に入るとは、いい時代に生きているのだなと思いました。
価格評価→★★★★★(品質を考えればお買い得)
評 価→★★★★☆(スライドブロックの件で-1)