購入価格 ¥500くらい(近所のホームセンターにて2,3年前に購入)
新車の状態では手を掛けて自分好みにいじったボロい自転車には敵わない。
AZ 滑るブルー(シリコーンスプレー/無色透明)
品番:AZ720
NET.420ml
用途には様々記載があるが、
●ゴム、プラスチック、石膏等の成形時の離型
●ビニール、ラバー等の縫製作業の滑り
●工具、大工道具、自転車、農機具等の潤滑、防錆、防汚、艶出
等と記載があることから、プラスチックや金属の潤滑に適合するだろうと判断して購入した。
筆者は昨年9月にcannondale CAAD12を購入。それまで乗ったGIANT defy2はフレーム破損によりメーカー補償となり手放した。
CAAD12を乗り始めて、一番気になった点はST-5800のシフト操作の硬さだった。
シフティングの硬さは、特にフロントディレイラーFD-5800が際立っており、4600系TIAGRAを装備された前車のdefy2よりも劣る状態。劣るというか明らかな不具合、左指の関節が痛くなる程力を込めないと変速しないという・・・購入店へ見せてもイマイチ原因不明。
これにはかなり困惑した。新車を購入し、パーツのグレードも上がり新品のCAAD12が、格下のボロいdefy2よりも乗りにくいのでは、なんのために大枚叩いたのかw
今年の3月まで約半年間は、ワイヤーの初期のび調整や簡単なディレイラー調整、FD5800の硬さがコンバーター調整のためなのかと疑い変換してみたりと簡単にいじっていた。
それでも状況が変わらず悶々と過ごしていたが、ある日ネットで見たST−5800のブレーキレバーの振り幅調整をしてみようと振り幅を一番小さく変更するとシフティングが異様に軽くなった。軽くなったのはいいが、1週間ほど経過すると、また変速が渋くなった。ワイヤーのルーティングに問題があるのかと疑ったが、試しにBB下のワイヤーガイドへ、滑るブルーを一吹きすると求めていた快適なシフティングを得ることができた。
結局は、前車defy2のワイヤー交換の際に、この滑るブルーをブレーキ、シフトのアウターケーブル内に一吹き、BB下にも一吹きということをしていたためノーマル状態の4600系よりもかなりSTI操作が軽くなっていたのだろう。その感覚のままノーマル状態のCAAD12(若干不具合あり)へ乗り換えたものだから、STI操作に不満が出ていたのだった。滑るブルーのおかげシフトワイヤーとBB下ケーブルガイドとの摩擦をかなり軽減でき、快適なシフティングを再度得ることが出来た。
シュッと一吹き
今後CAAD12をメンテナンスする際には、滑るブルーをブレーキ、シフト等の各ワイヤールートに沿って適宜使おうと思う。
価格評価→★★★★★(個人的なちゃりメンテだけでは使いきれるかどうか)
評 価→★★★★★(メンテンナンス、調整に必須となっています。素晴らしいです)