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APIDURA Food Pouch


 
baru  2016-3-19 0:09
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APIDURA Food Pouch
購入価格 ¥0 (モニターのため。定価)

APIDURAのハンドルバーバッグ。ハンドルとステムに固定し、補給食などを入れるために使います。


■購入動機
日本でのAPIDURA代理店を務めるAlternative Bicyclesさんより、モニターをご依頼頂いたので。元々興味は持っていたので、渡りに船といった感じでした。

本州一周TTに向けてハンドル周りの補給食スペースには長いこと頭を悩ませています。取り出しやすさはフロントバッグが一番。しかしライトと干渉するのがネックでした。

その点、この製品はハンドルの片側のみを使うので、もう片方にはライトが使えるはず。また、ハンドルより後ろ側に付くので、エクステンダー等を使えば2個以上のライトをハンドルに付けることも可能になります。

なお、本製品は以下の製品を参考に作られたものだと思うので、そこを踏まえてお読み下さい。

 Revelate Desings Mountain Feedbag
 http://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=12746&forum=108&post_id=22146#forumpost22146


■製品概要
実測重量は63g。容量は0.8L。

基本素材はVX21を採用。ベルクロは、カーボンに優しいものを使用しているとの事。

APIDURAのロゴマークは反射素材を採用しています。


■使用感

300kmのロングライドで使用してみました。

(1) 取り付け

ハンドル・ステム・フォーククラウンの3点にベルクロを通して固定します。フォーククラウン部分は、フォークとタイヤのクリアランスに余裕が無いと擦ってしまう可能性があります。


ステムに固定するベルクロは付け替え可能で、ハンドルの左右のどちらにも付けることが出来ます。

(2) 基本的な使用法

中身を取り出す際には、口に手を突っ込むと巾着部分が緩み、口が開きます。


手前の黄色いストラップを引っ張ると、巾着部分が縮み、口が閉じます。

補給が取り出しにくい場合は補給をする回数が減り、結果的に低血糖などを招きやすくなります。その点、本製品はフロントバッグやトップチューブバッグ等に比べると口の開閉が行いやすく、補給する回数が増えます。低血糖になる前にコンスタントに食べるのがロングライドのコツの一つなので、本製品はロングライドに向くと思います。


注意が必要な点は、口が勝手に開いてしまうのを防ぐコードロックが付いていないことです。舗装の悪い道で中に入れた荷物が暴れると、口が開いてしまうことが考えられます。通常、こうしたバイクパッキング製品はオフロード走行を前提として設計されていますが、APIDURAの場合にはWEBサイト記載の使用イメージから見ても、オンロード走行を前提としているように見えます。

他社の類似製品(ex. Revelate Designs)は口が勝手に開かないようにコードロックが付いていますが、中身を取り出す際に手間取ります。APIDURAとしては、オンロードであれば中々起こらない「中身が飛び出す」リスクよりも、「ワンタッチで口を開ける」利便性を取ったのではないかな、と。中身にお菓子や補給食等の軽いものを入れるなら問題にならないと思いますし。


心配な人は自分でコードロックを付けてしまえば良いと思います。mont-bellのコードロックのMサイズが丁度良く付きます。Sサイズだと付きません。

(3) 容量
Revelateに比べると一回り小さく、内容量も小さめです。それでも、バー状の補給食や、ジェル状の補給食なら問題なく入ります。ボトルも、0.5Lクラスのものなら問題なし。0.7リットルクラスはちょっとキツい。


0.5Lのペットボトルを入れるとこんな感じ。

私は正直フロントバッグほどの大容量(2L~)は必要としていないので、丁度良いサイズです。

(5) 安定性
ステム、ハンドル、フォーククラウンの三点固定なので、正しく固定すれば動くことはありません。

(6) 重量
シンプルな作りであるため、非常に軽く仕上がっています。Revelateに比べると-20g、各種フロントバッグに比べると1/3程度のはず。ハンドリングへの影響が小さくて良いですね。

(7) 設置による影響

ハンドルに巻きつけるベルクロは結構幅があり(3cmほど)、ステム近くまでバーテープを巻いている人は本製品を付けている側へのライトが設置できなくなると思います。私はエクステンダーをハンドルに増設して、そこにライトを付けています。

また、ハンドルを近めにセッティングしている人はダンシング字に膝と干渉する可能性があります。私は普通にダンシングする分には干渉しませんが(Revelateの場合は干渉する)、前のめりにダンシングをすると干渉します。

(8) 防水・排水性
雨の日の使い勝手について。メインの生地であるVX21は防水ですし、底部分は二重になっているので、下からの水跳ねには強いと思います。


ただし、中に水が入ってしまうと中々抜けてくれません。試しに水を入れてみましたが、下に染みだしてくることはありませんでした。言い換えれば、自然に水が抜けてくれないということです。水が入ってしまったら、ひっくり返しましょう。

水抜き穴が付いたら、雨の日に便利かもしれません。

(9) その他
気になるのは、補給食のゴミ入れスペースが無いことです。Revelateの場合は、側面にメッシュのバッグが付いており、ここにゴミを入れることが出来ました。APIDURAとしてはシンプルさを追求したのだと思いますが、これは踏襲して欲しかったところ。ゴミとまだ食べていない補給食が混じってしまうのがストレスになります。

もっとも、この不満はRevelateを使っていたからこそ出るものかもしれません。「ゴミなんてポケットに入れるから良い」という方もいるでしょうし。私も普段はゴミはバックポケットに入れるのですが、やはり見える場所にゴミを入れるスペースがあるというのは中々便利なものでして。特に冬はジャケットを重ね着しているので、バックポケットに辿り着くまでが大変なのです。結果として、補給食とゴミが同じ空間に混在することになります。


■まとめ
基本的な使い勝手には文句なし。中身も取り出しやすく、安定性も高い。ただ一点、ゴミを入れるスペースが無いのが残念。次バージョンがあれば、ゴミを入れるスペースを付けてくれることを望みます。左右に本製品を付けて片方をゴミスペースにするという使い方も考えられますが、それだけのためにもう一つ買うのも勿体無いので……。

舗装路のロングライドには非常に便利な製品だと思います。フロントバッグよりも軽くてアクセスしやすい補給食スペースを探している方にはうってつけでしょう。

価格評価→-(モニター提供)
評   価→★★★★☆(非常に便利、ゴミ入れだけ欲しい)
<オプション>
年   式→2016
カタログ重量→ 55g(実測重量 63g)
 
flare  2016-6-7 0:24
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APIDURA Food Pouch
購入価格 ¥モニター提供



Food Pouchは2本のベルクロとベルトでハンドルステムに取り付ける小物入れ。 その名の通り、補給食などを入れるのに便利なサイズ。
本品は、ファットバイクとシングルスピードをこよなく愛し、最近はバイクパッキングで注目されている、オルタナティブバイシクルズ様のモニターサポートで頂いたもの。 同じApiduraのサドルバッグ
http://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=14067&forum=69&post_id=24561#forumpost24561
のモニターに際して「これも欲しかろう。使ってみるがよい」と同梱されていた。 ありがとうございます。

正直、こういうバッグをハンドル周りに取り付けると野暮ったいし、揺れたりワイヤーに干渉したり、膝にあたったりしてフラストレーションが溜まるのではないかと思っていたが…

まず開封して最初に思ったのは、一切の説明書が無いということ。
次に、自転車で使うバッグとして、素材や機能性に優れているということ。

 

ベルクロのうち1本は抜けるようになっており、バッグ外周部の穴に通す位置をかえることでステムの右脇・左脇どちらにも取り付けできる。
今回はワイヤー類の取り回しやガーミンマウント、ライトの都合上左側にセッティング。
Di2のジャンクションがステムに巻き付いているが、位置を調整することでベルクロと干渉せずに取り付けられた。

これだけでも固定できるが、底部から長めのバックル付きベルトが伸びており、これをハンドルやヘッドチューブ等に巻いておくと、重量物を入れた時にバッグが緩んだり揺れたりするのを防げる模様。
説明書が入っていないので、正しい使い方はわからない。不親切かもしれないけど、どう活用するのか考えるのはちょっとワクワクする。

ベルクロは薄手で幅広なもので、ゴワゴワせず、固定力も十分。自転車用の安物のバッグには、安っぽい生地や分厚くモケモケしたベルクロも多いが、Apiduraは軽量で丈夫な撥水生地からベルトに至るまで、良い素材を使っている印象を抱いた。



口は巾着になってて、片手でゴム紐を引っ張るだけで閉じる。
シンプルながら、ゴム紐がポーチ本体から生えていたりと、使い勝手が考えられていて走行中でも操作しやすい。
ただ、開く時は巾着の口に手を突っ込むだけだが、指を入れるだけで力を入れずともスッとスムーズに開いてしまう。
荒れた路面だと飛び出してしまいそうだし、口をロックする機構が欲しいなーと思いながら観察すると、ゴム紐が出ている穴は鍵穴状の形状をしている。

 
左:開放 右:ロック

そう、ゴム紐を強く下に引っ張ることで、スリット部に挟まって巾着が開かないようロックされる仕組み。
…説明書が入っていないので、隠し機能的なギミックを探すのが面白い。
しかし、ゴム紐の引き出しや巾着の口を開く操作に適度な摩擦感があればロック機構は別に必要ないと思った。


バッグを見ているだけでベルクロを巻いたり剥がしたり、結構な時間を費やしたが、ようやく自転車に取り付けるとこんな感じ。
直径はサイクルボトルが入るように作られており、ロングボトルを差し込むと写真の通り。



写真のシクロクロスバイクはレース用にオーダーしたのでボトル台座が一切ついていない。
ディスクブレーキと太めのタイヤを活かし、オフシーズンは雨の日の通勤バイクとしての用途以外に、グラベルグラインダー的な散歩バイクとして使っている。そろそろ暑くなってきたので、ボトルケージが欲しいと思っていたところだった。

しかし正直なところ、ハンドルにボトルがぶら下がったスタイルは、どうしてもスマートとは思えない。
頂いたものにケチを付けるのは恐縮だが、クルマのエアコン吹き出し口に取り付けるドリンクホルダーのような印象。
見ようによっては、未舗装路の耐久レースだった頃のツール・ド・フランスを連想しないでもないが…



見た目の話はともかく、走行中に揺れて気になるのではないかと懸念していたが、思いのほか安定していたし、上ハンを握るポジションでもバッグは邪魔にならなかった。
ただし、上り坂でダンシングしたら膝に当たったので、本来はハンドルが遠いMTB向けかもしれない。




まとめると、ハンドル周辺の小物入れとしては非常によく出来た製品。
この手の定番はトップチューブバッグだが、本品のほうが容量に余裕があるので、補給食をモリモリ食べる食いしん坊には特におすすめ。
2個用意すればステムの左右に同時に取り付けできるし、何ならトップチューブバッグも取り付ければ潤沢な小物入れスペースが手に入る。

最初にも言ったが、素材から作りこみまでこだわりが感じられ、机の上に置いておくだけでも満足感が得られる。
例えばちょっと凝った輸入文具売り場に並んでいても不自然じゃないような製品。
値段だけ見ると(5400円)かなり高く感じられるんだけど、ショップで手に取れる機会がもっと増えれば、価格に見合った使い勝手や品質の高さを実感できるはず。


価格評価→★★★★☆ 
評   価→★★★★☆ 位置的に仕方ないけど、膝に当たるのがちょっと難点。
 
wartori  2017-2-12 14:27
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APIDURA Food Pouch REGULAR
購入価格 ¥4,700

現在はサイズ展開が増えREGULARと一回り大きいEXTENDEDがラインナップされています。本製品はREGULARのレビューになります。

◆オフロードでの使用感
MTBに取り付けてダブルトラックのオフロードで使ってみました。

中に入れたのはiPhoneとコンデジ。普段はジャージのバックポケットですが上着を着込むとアクセスしにくいのでこいつを投入しました。

オフロードで中身が飛び出るのではと心配でしたが、ドローコードを引っ張って上蓋を閉じて入れば凸凹の続くダートでも中身が飛び出そうな気配はありませんでした。

雪中ライドでタイヤからの水や泥跳ねがありましたが中身は無事。下部の生地はかなり分厚くなっていて、上から雨さえ降らなければよほどのことがない限り大丈夫だと思います。(上蓋はペラッペラなので雨天時の防水性は皆無です。)

◆内容物の取り出し
ドローコードで閉じる上蓋の巾着構造が絶妙です。
 
上のようにコンデジを入れる際ストラップの紐を外に垂らすようにしておくと、ドローコードを引いて上蓋が閉じていても、カメラのストラップを引っ張るだけで上蓋が持ち上がると同時にドローコードも緩み、スポンとカメラが取り出せます。そして中に戻すときはポスっと押し込んでドローコードを引くだけ。
分厚いグローブをしていてもワンアクションでカメラをサッと出せるので、ライド中とっさの一枚を納めやすくなりました。

◆総評
フードポーチという名前ですが、個人的には補給食より小物入れとしてのほうが利便性が高く重宝しています。オフロードでの使用も可能ということでますます使いみちが広がりそう。ただ小物入れとしては少々大きく感じる場面もあるので、もう一つ下のスモールサイズがあればベストです。


価格評価→★★★☆☆(高いが作りはしっかりしてる)
評  価→★★★★☆(Sサイズを希望)




APIDURA Food Pouch を















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