【購入価格】 9500円 x2本
シマノカタログの片隅にあるタイヤ。フィンランドでは雪道を走りたい馬鹿が多いんだろうか(すっとぼけ)
冬山でシクロクロスに乗るために購入。
空気圧は圧雪・凍結状態で2.5~3bar、新雪や融雪状態で1.8~2barで使用。
シーズン中で350km程乗ったが、他のパーツと違って融雪剤で痛む事も無かった。
タイヤ重量が凄まじいが、圧雪や凍結路での走りは最高の一言。
空気圧をちゃんと考えれば、240個のピンのおかげで滑る心配は無い。
しかし5cmの新雪で後輪ズルズル、車体ヨレヨレ。オフロードで40Cではまだまだ細い。
29er用は2インチ超えなのでシクロクロスフレームには入らない。
40C(700)以上2.0(29)未満の中間サイズがあれば良いのに・・・。
(内径19cmのリムに履かせると実測幅は38cm。さらに細い。)
【価 格】→★★★☆☆(自動車タイヤが買える価格)
【評 価】→★★★☆☆(もう少しサイズ展開があれば)
カタログ重量→ 960g
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「クリンチャー」の意味を考えさせられる小ネタがあったので戒めを込めて。
タイヤ購入後、内幅16cmのリムに装着した。「まずは指定気圧まで」と空気を入れていたらバースト。
チューブ噛みこみではなく、空気を入れている途中で、チューブがニョキニョキ出てきて吹き飛んだ。
「そもそもタイヤのビードが低すぎね・・・?」
ロードタイヤと比べると、あるのは山では無く丘だった。これがリムから外れ、チューブが出てきてバーストした訳だ。
今時ワイヤードオン(WO)とフックドエッジ(HE)なんて、「クリンチャー」の一言で片付くだろうと思っていたが、これは違った。
細いリムに2.1幅タイヤはよく見かけたので安心していたが、あっちはHE形状のタイヤだったのだろう。
オフロードのタイヤは、リムとの相性をよく確認すべきだと痛感。
結局リムも細すぎたと思い、急遽29er用のホイール(非チューブレス)を購入。幅が広いだけでリムのフック部分は特に変わらない。
29er用のリム幅は内側で19cm、たった3mmの違いだが以降問題なく使えている。
(こういうのはロード乗りが知らないだけで、オフロードでは常識なのだろうか)