SHIMANO ポリマーコーティングシフトインナーケーブル
購入価格 (別途購入すると)¥6000円前後
年に一度の全バラメンテに向けてワイヤーセットを購入しようと思ったのですが(ちなみに58の105でワイヤー類は最初から9000用ワイヤーを購入して組んでいました)
「90のワイヤーセット前後で6000円ちょっとするのかー」 ↓ 「おお、PBKで68のSTIが安くなってる」 ↓ 「ワイヤーもセットだし、58のSTIをオクに流せば出費も抑えられるのでは?」
という流れで68STIの付属ワイヤー(アルテグラグレードのポリマーコート)で組みました。
前述のレビューにもある通り、一回抜き出すと使用不可、というかササクレが見苦しくなるので見た目的にもあまりよろしくはないのかなと。 ブレーキ側に関してはシフト側(のSTI内部)ほど曲がりがキツい箇所もないので、丁寧に作業すれば抜き差ししても再利用可能と思いました。
以前は90のワイヤーで組んでおり、ワイヤーの取り回しとかアウターの長さ、末端処理の精度などで全くの同条件とは言えませんが、目視でも操作感でも68の方がポリマーの被膜が少ないと感じます。 同じ長さの中で、巻いてある数がグレードの違いなのかなと。 新品のインナー、アウターで組む場合もインナーにはほんの少しシリコングリスを塗布すると滑らかな動作がより長く持続すると思います。
現状、アルテグラグレードのポリマーコートは流通在庫のみになるそうですが、ポリマーコートの効果は確かにあると思います。 寿命が短い、作業の仕方によってはSTIやアウターの内部に詰まる、単価も高い、というデメリットもあるかと思いますが、私はポリマーコートを選択したいです。 オプティスリックに関しては使用してないのでなんとも言えませんが、1000円@1本高価でも、半年ないしは1年に一回の全交換であればより良い方を選択したいです。毎月とかもっと短いスパンで、もしくは複数台を運用するのならばコストも考えるのでしょうけれど。
なお、全てを90ワイヤーで組む必要もなく、ワイヤーの長いRDとリアブレーキは90、距離が短く操作感に差の感じられにくいFDとフロントブレーキは68ワイヤーで組む、という合わせ技もありではないでしょうか。
価格評価→★★★☆☆(安くはないですね) 評 価→★★★★☆(満点に限りなく近いのですが)
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