DT SWISS RR440 アシンメトリー
購入価格6183円、購入場所:BIKE24
フロントは対称リム、リアは非対称リムを購入しました。 1000km程度走りましたが、硬さは柔らかすぎず硬すぎず普通のリムという印象です。 硬いリムを好む人はもう少しリム高があるものにするか、別メーカーのリムにしたほうがいいです。
ブレーキの効きは今まで使ったことのあるリムの中で一番良いと感じました。 ブレーキレバーを握った分だけ確実に制動力が効き、急にガツンと止まることもありません。 加工精度も非常に高く、リムのジョイント部分での段差はありませんし、真円度も非常に高いです。 真円度は目視での判別は不可能ですが、振れ取りをする時に実感できます。 また、スポークホール周辺のバリは無く、リムの中から切削カスは出てきませんでした。 前に使ったことのあるTniのAL300はバリもあり、切削カスもある程度の量が出ました。 加工精度についてはそれなりの値段の差があるので妥協できる範囲だと思います。
フロントを20Hラジアルから24Hの6本組にしましたが、乗り心地はわずかに良くなったかなという感じです。 思ったよりも効果が薄かった乗り心地の改善に比べ、横剛性と直進性は明らかに良くなりました。 下りのカーブでバイクを倒した際の安定性は明らかにアップしていると感じることができます。 リアはデュラハブ(FH-9000)を用いて、ヨンロク組で組んでみました。 スポークはフリー側にDTのコンペ、反フリー側にDTのエアロライトを使っています。 スポークテンションはフリー側が115kgf、反フリー側が70kgfとなりました。 完組と比べても遜色ないぐらいのテンションで組めたので、オフセットリムの効果は高いと実感しました。
注意点として、18mmのリムテープを使うとずれてパンクする恐れがあるのでこのリムには20mmのリムテープが必須です。 フロントも20mmのリムテープにした方がいいです。 自分は18mmのリムテープを使ってチューブに問題がないのにスローパンクする怪現象が起きました。 あとERDは公称599mmですがこの値は間違っています。自分の実測では597mmでした。
価格評価→★★★★☆ 評 価→★★★★★
<オプション> カタログ重量→ 450g(実測重量 442g、449g)
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