購入価格: ¥468 (税込)
標準価格: ¥926 (税込)
『油圧式ディスクブレーキのコネクティングボルトの取り付けに使える』
■ ロード用油圧式ディスクブレーキの取り付けのために用意
シマノのロード用油圧式ディスクブレーキの取り付けには、「コネクティングボルトを8mmスパナで締め付ける」という作業がある。私がこの作業のために用意した工具が、「 IceToolz コンビネーションレンチ 3908 8mm シルバー」だ。
ヨドバシ・ドット・コムでたまたま目にして、安くなっていたのでこれを選んだ。自転車用の工具として販売されているが、 汎用のコンビネーションレンチと何ら変わるところはない。
IceToolz コンビネーションレンチ 3908 8mm シルバー
全長: 約140mm、材質: クロムバナジウム鋼
■ 工具がズレにくく、しっかりと力をかけられる
コネクティングボルトの締め付けには、メガネ部ではなくオープンエンド部を使う。コネクターインサートとオリーブを取り付けたブレーキホースを押しながら、このスパナを使って5〜7N・mで締め付ける。このことでオリーブが変形し、キャリパーとブレーキホースの隙間を埋めて、オイル漏れを防ぐ仕組みになっているようだ。
オープンエンド部の先端の厚みは約4.5mmになっており、コネクティングボルトをしっかりと面で押さえることができので工具がズレにくく、スムーズに作業することができた。なお、作業の終盤は工具が手に食い込んで痛いので、軍手を着用したほうがいいだろう。
作業後はコネクティングボルト付近からのオイル漏れはなし。この工具の長さなら、大きな力をかけて締め付けても、キャリパーからブレーキホースを引き抜くこともたやすい。ちなみに、ブレーキホースを引き抜いたのは、キャリパーのピストンからオイルが漏れて、シマノに交換してもらうためだった。
コネクティングボルトの締め付け (左)、キャリパーから外したブレーキホース (右)
■ おそらくモンキーレンチでは作業しにくい
コネクティングボルトの締め付けは、モンキーレンチでは大きすぎる上、下あごがガタついて作業しにくいと思う。特にデュアルコントロールレバー側のコネクティングボルトはハンドルに取り付けたまま行うので、レンチが入るクリアランスが小さい。何もIceToolzの工具である必要はないが、油圧式ディスクブレーキの取り付けには、8mmのコンビネーションレンチを用意しておくことをおすすめしたい。
フラットマウントのキャリパーには、ブリードスクリューの開放のために7mmのレンチが必要
※ポストマウントの場合は、3mmアーレンキーを使う
価格評価→★★★★★ (ネット通販で安く買える)
評 価→★★★★☆ (これといった特徴はないが、普通に使いやすいレンチ)
<オプション>
年 式→ ー
カタログ重量→約30g