購入価格 ¥1,000 (SUPER GT の会場ブースにて購入)
どこかの国のどこかの自転車レースでこんなやり取りがあった。
【チームメカニックA】
「見てくれよウチのチームバイク!! 俺がパーツ構成を考えた変態パーツ満載の超軽量バイクなんだぜ!!」
【チームメカニックB】
「俺のとこは某フレームメーカーに居るマブダチが作ってくれた軽量フレームなんだ。」
「パーツ構成はCB名無しの情報と悪魔のリストを駆使して考えた。」
「超軽いんだぜ?」
【チームメカニックC】
「俺だって似たようなもんさ。でも結局UCIルールでバイクの重量を合わせるために重りを積まされるんだよな~。なんか悲しいよな~。」
【通りすがりの観客A】
「ん?あんたらの自転車、重り積まされてんのか?」
「俺の故郷でやってるGTカーレースも、上位成績を収めた速くて強いマシンには重りを積まされるっているルールがあるんだ。」
「で、重りを積んだらこのステッカーを貼る。まぁ勲章みたいなもんだな。」
「ちょっと意味合いは違うが、あんたらのマシンにも貼ってみろよ。」
【メカA 】
「そうか!! 数字がでかい程俺らが努力したってことだな!!」
【メカB】
「このフレームを開発した俺のマブダチも喜ぶぜ!!」
【メカC】
「ああ。広告的な意味でも有効だな。」
~レーススタート後のメイン集団内にて~
【選手A】
「…なぁ。このステッカー、何か知ってるか?」
【選手B】
「ウチのメカニックが、俺とマブダチの努力の結晶だとか何とか言って泣きながら貼ってたよ。」
【選手A】
「……なんだそれ。(ドン引き) お前は知ってるか?」
【選手C】
「UCIルールで自転車の重量合わせるために積んだ重りの重さだってさ。器材メーカーの広告になるんだと。」
【選手A】
「そういう事か…。俺たちの自転車の重量がみんな同じで公平ってのは、頭じゃ分かってるんだが数字を知ってしまうとなんか複雑な心境だよ。」
[解説]
モータースポーツファン、特にSUPER GTファンならお馴染みのステッカーです。
SUPER GTでは参戦クラスを問わず、予選・決勝で上位成績を収めたチームのマシンにウェイトハンデが課せられます。 これにより、マシンのパフォーマンスをレースごとにある程度均一化し、バトルを増やす狙いで採用されました。 本ステッカーは課せられたウェイトハンデの総積載量を示すためにマシンに貼られるものです。
[入手方法]
カーイベントでの購入の他、通販などで入手可能です。
その気になれば自作も可能。
[使い方]
基本的にはフレーム(トップチューブがお勧め)に貼って使います。
使用例は下記の通り。
・愛車の軽量化に励んだ結果を、他のライダーに誇示する。
・己の肉体の軽量化に励んだ結果、又は日頃の暴飲暴食のなれの果てを、他のライダーに誇示(?)する。
・その他、重量に関するネタであれば使い方は無限大。
オリジナルのステッカーの表記はkg単位で、数字のバリエーションに限りがあるので注意が必要。
上手く組み合わせて楽しく使いましょう。
価格評価→★★☆☆☆(普通に買うと割高)
評 価→★★★★★(使い方は無限大!!)