購入価格 ¥20,844円
当方の身長は169cm、腕を左右に広げた指先間は171cm、そして指が短い。
ドロップ123mmの3T Ergonovaを長らく使用し、127mmのEnve compactを体験した後(レビュー済み)
上ハンドル、下ハンドルを満遍なく使いきるには123mm以下のドロップが望ましい
との(再)認識に至った私が、Enve compact購入以前から候補の一つに挙げていたRXL IsoZone VR-SF。。
有ればいいなぁ、現物が見たいなぁ位に思って出かけた先のトレック取扱店で
セール品として40%OFFの価格で売っていたので、衝動的に購入。
完成車外しだからか、おとなの事情なのか、クッション材のIsoパッドは付属せず。
当商品のリーチは70mm、ドロップは120mm、サイズはブラケット取り付け部間400mm。
直近まで利用していたErgonova Team(リーチ77mmドロップ123mm、ブラケット間380mm相当)と
Enve compact(リーチ79mmドロップ127mm、ブラケット間400mm)との比較で
私なりに気付いたこと、印象等を思いつくまま、箇条書き。
バーエンドを握り易い様2~3°下に向け、手の平が落ち着くような位置でブラケットを取り付けてみると
当初はEnve compactのように上ハンドルから肩、ブラケットに向けてほぼ水平にセッティング出来る、と想像していたが
むしろErgonova team程では無いにしろ、ハンドル肩からブラケットにかけては前下がり気味で、ブラケット握りは水平、という状態に落ち着いた。
Ergonovaと同様、エンドから50mm当たりの位置でかすかに曲げ加工も有るし
『よりコンパクトになったErgonova』が言い当て妙か、という第一印象でした。
Ergonova teamでブラケットを握った時は、そのリーチ、落差とハンドル幅から
上体を投げ出したかのようなクリス・ボードマンのスーパーマンスタイル気分。悲しいかな、その姿勢をなかなか維持できませんでした。
ゆえにEnve compactのレビューでは
『上ハンドルから肩、ブラケットに向けてほぼ水平にセッティング出来、とても気に入っている。』と述べ、ブラケットが近くなったことを喜んでいます。
Enve compactよりリーチは9mm近くなりましたが、前下がりの落差が微妙にある分、ブラケットの遠い近い、は変わったようには感じません。
今は、微妙に前下がり気味のセッティングでも、VR-SFのドロップ、リーチであれば、ブラケットを握った時に上体が落ち着き
その姿勢を維持することがとても楽で、途轍もない発見をしたような気分です。
ドロップも小さいので(ブラケット間400mmでは多分最少のカーボンハンドル)下ハンドルに手が届き易く
状況に応じた最適なポジションを選択した結果、満遍なくハンドルを使いきっている、という実感が有ります。
上ハンドルは、手の平を置く部分がフラット加工されており、そこにある溝のような窪みにIsoパッドを置くようです。
私はパッド無しですが、手の平の圧力を分散してくれることに変わりなく
バーテープが多少ペコペコするけど、ここを握ったポジションも至って快適。
価格評価→★★★★☆(セール価格)
評 価→★★★★★(我が終着駅・・・)
<オプション>
年 式→2015