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高速道路の横等を通っている側道は、本来高速道路の建設により分断されてしまった周辺道路や土地や地域間の連絡を保証するために、高速道路と並行して設けられた道路。
こういった側道は大抵の場合交通量も少なく、アップダウンも多そうなので、プチ探検兼トレーニング用として利用することを思いつきました。
この様な道は全国にありますが、とりあえず地元・京都府南部の某道を紹介します。
コースの大体の概要は…
①地域によって色々な側道があると思いますが、私の地元は若干荒れ気味な里山の遊歩道といった雰囲気。
②車だったら間違いなくすれ違えないような狭い1車線。
③場所によってはダートもケモノ道もトンネルもあり。
④里山を抜ける道路のため、アップダウンがかなり激しい。
⑤多くの場合、高速道路の進行方向に対して右側に行ったり左側に行ったりとスイッチしまくる。
途中で撮った写真を載せます。
この坂の実測斜度は19%でした。
こんな坂を何回も何回も登る事になる。
[良い点]
道は狭いですが自転車にとっては全く問題ないレベル。
道中多数出現するであろう短い激坂はかなりハード。つまりトレーニング用としては素晴らしいレイアウト。
隣の高速道路はバンバン車が走っていても、側道はたまーに軽トラやわんこと一緒に散歩中の近隣の方と遭遇する程度で大抵誰もいない。
たまに排ガス臭かったりもするが風上側に居れば意外と空気は清浄。防音壁に遭遇すると外側は意外なほど静か。
クルマ好きであれば高速道路を走るクルマを眺めて楽しむ事を出来たり、クルマ好きでなくとも坂の頂上から開けた景色を楽しめる。
こんな快適な空間をほぼ独占してトレーニングに専念できるのに、何故サイクリストに遭遇しないのか大いに疑問だ。
[悪い点]
里山の中なので、砂が浮いていたり土砂が流れ出していたり草がボーボーだったりアスファルトが剥がれていたりと、たまに路面状況が悪い箇所もある。
コース概要⑤の進行方向左右スイッチは最初は探検要素があって結構楽しいものの、体力ゲージが減ってからミスコースすると結構萎える。
ミスコース対策としてあらかじめ道を調べて行っても、現地に行って初めて草やダートの存在を知るためあまり意味が無い。
ひどい時はロードでシクロクロスさせられた末に気が付いたら採石場や工事現場に放り出される。
トレーニングコースとして役に立つようになるのは道を熟知してからになるだろう。
~総評~
一人で秘密特訓をするなら最高のコース。
クルマや非日常の景色を眺められたり冒険要素もあって結構楽しめるが、大真面目にトレーニングするならまずは道の熟知が必要。
高速道路の交通量によってはたまに排ガス臭かったりするので、地方都市を通る交通量の少ない高速道路の側道がお勧めです。
価格評価→★★★★★(隣は有料、こっちは無料。)
評 価→★★★★☆(たまに流れてくる排ガス臭だけが減点ポイント。)