購入価格 ¥6,000ぐらい
私の愛車は初代から現在まで、
MODOLO VENUS
↓
TNI ネオクラシック
↓
DIXNA ジェイフィット トラッド
という順番でハンドルを変えてきました。
今回が3代目のドロップハンドルになります。
先代 TNI ネオクラシックはサイズ展開が豊富で使いやすく、しかも下ハンの変態臭がする肉抜き加工(もちろん褒め言葉)に萌え~なハンドルでしたが、
自転車を横から見た時ブラケット付近にできるV字に手を置いたときの違和感が気になっていました。
そこで深遠なるハンドル沼に再び飛び込んだところ、出てきたのはDIXNA ジェイフィットトラッド。
名作 OnebyESU ジェイカーボンのアルミ版ともいえる日本人のためのドロップハンドルでした。
サイズ展開は、
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クランプ径:φ31.8mm
ハンドル幅;360、380、400、420
ドロップ量:130mm
リーチ:70mm
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私は380を購入しました。
[良い点]
形状は MODOLO VENUS や OnebyESU ジェイカーボンと同じく通常のドロップハンドルよりブレーキレバーが近くになるようなデザインになっており、指が短い私でも使いやすい。
ブラケット付近のV字も奇麗に解消し、ハンドル上部からブラケットまでのラインが一直線になりました。
ドロップ量は130mmですが、使っているともっと浅いように感じます。(単なる気のせいかも)
また、私のベストポジションであるブラケット上面 -2~3°にセッティングすると、下ハンの角度ももれなくベストポジションにセット出来る。
この辺は人の好みや相性によるところなので何とも言えませんが、私にはピッタリでした。
[気に入らない点]
私が愛用するVIVA コットンバーテープを巻くと、ハンドルのパイプ径が細くて下ハンを握った時力が入れにくいです。
おそらく厚手のバーテープを巻くことを前提に少し細いパイプ径に設定しているのだと思います。
薄いバーテープを愛用する少数派ライダーには細く感じるかもしれませんが、標準的~厚手のバーテープを巻く大多数の皆様なら気にならないと思います。
[注意点]
ブレーキレバーが近くなるというハンドル形状の影響で机上計算でのポジション出しが難しいように感じます。
特にブラケットの頭の位置を基準にポジションを出している人の場合、
『交換前のハンドルのリーチ+ステム長』と『ジェイフィットトラッドのリーチ(70mm)+ステム長』
が同じでも、ハンドル形状のせいでブラケットの頭が若干手前に寄ってくる。
数値だけ見ていると余計なステム交換が必要になる場合があるので実際に合わせて実測してみる事をお勧めします。
【総評】
日本人のためのハンドルの謳い文句通り、日本人の私には使いやすいハンドルでした。
下ハンの細さだけ気になってますが、次のバーテープ交換時にコットンバーテープの下に何か巻いて太らせればいいかなという程度の話。
そんなに悪いようには思えません。
当初、クロモリバイク1台のみに付いていたのですが、なかなか良いハンドルなので最近組んだ自分のカーボンバイクと嫁さんのバイクにも搭載されました。
値段もお手頃なのでハンドルの選択に迷ったら試してみるのもいいかもしれません。
価格評価→★★★★★(十分リーズナブル)
評 価→★★★★★(良いハンドル)
※写真はポジション出し中に撮影したものの為、一部バーテープを巻いていません。