購入価格 ¥7,143 +税(モンベルオンラインショップにて)
★商品説明
防水透湿性と操作性を最高レベルで実現するOutDryテクノロジーを採用した全天候型グローブです。手のひら面にはグリップ力と強度に優れた合成皮革を使用し、親指の付け根と手のひらの荷重のかかるポイントには、それぞれ最適なクッション性を持たせた緩衝フォームを封入しています。また、裏地にはOutDryテクノロジーの透湿性を最大限に生かすメッシュ地を採用し、蒸れやべたつきのない快適な装着感を実現。一年を通して活躍します。(mont-bellオンラインサイトより抜粋)
とあります。
防水と透湿性、操作性に関しては確かに高いレベルであるかと思います。保温性に関してはあまり期待はできません。
★使用状況
雨天用のグローブとして購入しましたが、雨降りそうな日にも着用しているので、結果晴天でも使用しています。
★フィッティング
購入サイズはSです。サイズ表を参考に、手囲いを測り購入しました。
フリーハンドでのフィッティング良好ですが、STI操作時、拇指球を支点とし、レバー操作をする際においてグローブ側の指の長さが若干足りなく、指先がグローブ内先端に少し当たってしまいます。気にならない方は多いかもしれません。その他の操作時には特に問題はありません。
★使用時期について
最大のメリットがあるのは、寒さや涼しさを感じる雨天での使用であると思います。
快適に使用できる温度帯は気温10-20度でしょう。
オールシーズン使用可能ですが、さすがに夏場は使用しないほうが賢明だと思います。
時期については、
冬季〜厳冬期はインナーグローブやアウターグローブを併用すれば使用可能。
春、秋は快適に使用可能。
梅雨、秋雨時期は雨降りでも指切りグローブの方が快適。
夏場は暑い。
と言ったところでしょうか。
★気温10-20度、雨天以外での使用について
この時期に使用するグローブは、今までDefeet Duraサイクリンググローブのみを使用していましたので、それと比較します。
保温性・通気性に関しては、
DeFeet - Dura サイクリンググローブ
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=9100&forum=59の方が高いです。
今季の9月以降に使用しており、雨が降っていなければ、DeFeet Duraサイクリンググローブの方が快適性は高いです。
ただ、手汗をかいても、透湿性が高いためか、内部の素材との密着性が高いためか、あまり蒸れるという感じを強く感じません。手汗をかいているのは感じますが、それほど不快ではない、暑さを感じにくく、不思議な着用感です。
手汗をかいた状態で風を受けると、気化熱のためか非常に涼しく感じる場面が多いです。ヒルクライム直後はやはりグローブ内部は汗で濡れていますが、不快感は少なく感じます。内部が濡れた状態で、室内で干していると3時間ほどで乾いています。
★雨天での使用について
肝心の雨天での利用に関しては、1-2時間程度の雨の中の使用では全く浸水はありません。
蒸れに関しては、外気温によって快適性は異なります。
梅雨時期〜秋雨時期の暑さと湿気がある天候での使用は、あまりおすすめできません。この時期は、多くのサイクリストは指切りグローブを使用していると思われます。outdry素材の透湿性の高いものですが、限界があるため、暑さからの発汗量が透湿性をかなり越してしまい、不快指数が非常に高まります。
結局は、雨降りの際に、水に濡れないことで手先の冷たさを感じないことが最大のメリットだと思われます。なので、涼しい時期や寒い時期での雨天使用で最大のメリットがあるのではないでしょうか。
★操作性
STI操作等の操作性に関しては、非常にグリップが高いため、ブレーキレバーを握りやすく、シフトチェンジもしやすいです。ただ上述したように、指の先端がグローブ内部にあたってしまうので、この操作を続けていると中の素材が傷みそうな予感がしています。
★まとめ
価格がかなり高い商品なので、購入には勇気が入ります。しかし雨天での快適性が得られたので、良い買い物であったと思います。あとは耐久性がどれほどのものか、使用を続け様子を見たいと思います。
外見と中の素材。中の素材はメッシュ地で薄いです。すぐに破れそうな印象はありません。
手首部分もある程度の長さがあり、雨天ではレインウェアと被せることで、手首からの浸水を防ぐことができます。(腕毛スマソ)
価格評価→★★★☆☆(←高いです)
評 価→★★★★☆(←秋〜春の間は、天気を選ばず使用できる可能性があります。耐久性はどうでしょう。)