購入価格 ¥まとめて幾らだったので不明 (タイオガのサイトでは現在1,800円+税)
数カ月前、必要が生じて折り畳みの小径車を買いました。
完成車にはカラータイヤが付いていたのですが、私はわざわざ性能を落としたカラータイヤが好きではありません。
安全性と気持ち良さに直結する部分は納車整備の段階で換えてもらおうと、一緒に頼んだパーツのうちの一つがこのタイヤ、『TIOGA POWER BLOCK 20×1.40(406)』です。
他にも幾つか候補は考えたのですが、段差、グレーチング、穴、鮫肌舗装、ウエット路面、突然現れる砂利道、砂浮き、ガラス片、等など、一般公道で普通に現れる状況に対して、当たり前に対応出来るタイヤが欲しいと考えていました。
ですので、まずスリックタイヤは除かざるを得ませんでした。
しかし、困ったことに、このサイズってほとんど選択肢がないんですよね(笑)。
せっかく小径に乗るので小径らしさを優先したいと思い、451化はせずに406のまま乗ることにしていましたので、タイヤはとにかく安全性と信頼性を考えて選びました。
そうしましたらば、こんなに安いタイヤが残ってしまった(笑)。
あ、そういえば、小径車を注文した銀輪舎がタイオガの取り扱い店だったというのも理由の一つでした。
これが納車直後、近所をちょろちょろしながらブレーキを試してみて、かなり驚きました。
MTBに履かせていた26×2.0リブモ+ディスクブレーキは、路面に吸い付くような感覚がとても気に入っていました。
対してこのパワーブロック+Vブレーキは、路面を無理やりわし掴みにするような食い付きを見せてくれます。
交通量のない広い場所で、少しずつ速度を変えて試してみましたが、舗装路面では全く不安を感じません。
なので今度は、土の上や砂利道でのブレーキングを試してみました。
フロントロック覚悟で極低速から試してみましたが、やはりかなりの安定感を見せてくれました。
コーナリングでも同様で、常識と良識の範囲内で走る分には何も不安を感じません。
406の持つ特性である、不安定さと背中合わせのクイックさも、不安を憶えずに堪能する事が出来ています。
元々がBMX用のタイヤですから、路面がウエットになっても安定感に変わりはありません。
ガレガレの林道に持ち込んでみても、しっかりとトラクションは得られます。
このタイヤで100kmちょい走る事もありますが、特にペダルが重いと感じた事はありませんし、乗り心地が気になった事もありません。
推奨空気圧は240~550kPa / 35~80PSI / 2.4~5.5BARとなっています。
最初は低めから試していった結果、体重62kgの私で5barちょい位の乗り味が気に入っています。
現在1,500km程度の走行で、前後ともパンクはなし、溝もまだまだ大丈夫です。
レース使用での性能がどの程度のものかは全く分かりませんが、街乗りやツーリングであれば、十分に良いタイヤだと思います。
価格評価→★★★★★(安い)
評 価→★★★★★
<オプション>
年 式→
カタログ重量→ g(実測重量 g)