購入価格 ¥4104
自動車のテールライトの様に面発光するLEDのテールライトだ。
LEDが電球状に点灯するタイプと違って、むら無く発光面全体が点灯する。
猫目のラピッドXなどと同様の物だが、こちらは発光面以外が光を通さないもので覆われている。
故にサイドからの視認性は高くなさそうだが、実際はどうだろう。
発光面は僅かに盛り上がっていてサイドからでも点灯が確認できる。
勿論発光面は遠くからでも視認性は高い。
次に操作性を見てみよう。
本体横のボタンを長押しで点灯、消灯、普通に押すと点灯パターンをローテーションする。のはよくある仕様だが、このライトは点灯パターンと点滅パターンが別ローテーションになっているのだ。
点灯と点滅の切り替えは点灯中に長押しでまず消灯してから、更に押し続けると切り替わる。
点滅は点滅だけで点滅速度が変化するローテーション、点灯は明るさが変化するローテーションだ。
慣れれば別ローテのほうが便利だ。
街灯が無く、車両が少ないところでは点灯、車両が多いところではリフレクターも併用しつつ点滅など使い分けを1アクションで可能にしている。
ただ、ボタンがデザイン重視なのかケース部分とほぼ面一になっていて、冬物のフルフィンガーグローブをつけていると押しこみがわかりにくい。防水面を考慮してかボタンがゴムでできていてクリック感がグローブ着用だと若干乏しいのだ。
ランタイムはLOWなら6時間以上。よほどのことがなければ1回のライドで電池切れという事態にはならないだろう。
充電はUSBでおよそ2時間。本体裏のゴムパッキンの中に接続端子が有る。取れにくかったり、逆に簡単に外れることもなく防水性も結構高そうだ。
ブラケットはゴムで出来ており、本体がスリムなことも手伝って大抵のシートステー、シートポストに取り付けられる。
また、サドルレールに取り付けるブラケットも付属しており、設置場所で困ることはほぼ無いだろう。
ブラケットの保持性はかなり高く、円柱形の場所以外でも振動でずれたりしたことは今まで無い。翼断面形状のフレームに付くかは不明だが本体(ブラケットのソケット部分)の幅より太ければカムテール形状のフレームには付けられる。
使い勝手は全般的に見て悪く無いと思う。
ちなみにMoonのCometと同一商品のようで、値段も殆ど変わらない。
価格評価→★★★☆☆(程よい金額)
評 価→★★★★☆(ボタンのアクセスが良ければ言うことなし)
<オプション>
年 式→
カタログ重量→ 35.5g