購入価格: ¥162(※20mm)、270円(※38mm) (税込)
標準価格: 同上
『余ったストラップが垂れ下がらないようにするのに便利』
■ 余ったストラップをまとめる留め具
サイクリングに用いるバッグのストラップ(ベルト)は、長すぎると走行中の風でバタついて邪魔になることがある。それに、余ったストラップがだらんと垂れ下がるのは見た目にもよくない。バッグによっては、余ったストラップをまとめるための留め具が付属していないので、「MOCHIDUKI ストラップキーパー」が役に立つこともある。
MOCHIDUKI ストラップキーパー 20mm(左)、30mm(右)
■ 多くのバッグに付属するものと同一形状
MOCHIDUKI ストラップキーパーは、余ったストラップが垂れ下がらないようにするための樹脂製の留め具だ。ストラップキーパーにはストラップを通す部分が二箇所ある。切り欠きが中央にある部分にストラップを固定し、切り欠きが片側にある部分に余ったストラップを挿入するようにできている。サイズは20mm、25mm、38mmが用意されている。
よく見れば分かるが、MOCHIDUKI ストラップキーパーは、多くのバッグに付属している留め具そのものだ。他社からも同一のものが販売されているようだが、MOCHIDUKIが製造までしているのかどうかはわからない。ストラップキーパーは、アウトドア専門店などで購入できる。
下の隙間にストラップを入れて固定し、左の隙間には余ったストラップを入れる
■ 各サイズの使い勝手
MOCHIDUKI ストラップキーパーの各サイズの使い勝手は以下の通りだ。各サイズの使い勝手は同じではなく、それぞれメリットとデメリットが存在する。また、ストラップの位置や長さ、バッグの種類によっても評価が変わるはずだ。
○20mm
私は20mmのストラップキーパーを、バックパックのチェストストラップに使っている。バックパックにほとんど荷物が入っていないときには、チェストストラップが余って垂れ下がる。胸の前にあるストラップだからか、走行中にブラブラ動くのが少々気になる。ストラップキーパーはこうしたストレスの軽減に役立つ。尚、余ったストラップをはめたままでも、ストラップの長さは調整可能だ。
余ったチェストストラップが垂れ下がらないようにできる
○25mm
今回、25mmのストラップキーパーは購入していないが、INSIDE LINE EQUIPMENT Seat Bagというバックパックに同一のものが付属していた。ストラップキーパーのおかげで、余ったストラップを目立たないように収納できる。ストラップキーパーが付属していない、ストラップ式のサドルバッグには便利かもしれない。
だが、バックパックの余ったショルダーストラップを、風でばたつかなくなるまで短くまとめることは難しい。この場合はITW Nexus ウェブドミネーターの方がオススメだ。
(参考) ITW Nexus ウェブドミネーター:
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=13563&forum=105INSIDE LINE EQUIPMENTのサドルバッグには、25mmのストラップキーパーが付属している
○38mm
38mのストラップキーパーは、Swift Industriesのヒップバッグのストラップに取り付けて使った。このヒップバッグは様々なウエストの大きさに対応するために、ストラップがかなり長めに作られているようだ。このストラップの幅は38mmと太めということもあり、余ったストラップはかなり目立つ。
だが、38mmではストラップキーパー自体が大きくて目立ってしまう。余ったストラップをまとめると、二重になったストラップが分厚く見えるのも残念だ。これなら垂れ下がったままにしておいたほうがマシだ。もちろん、バタつきを抑えることを優先させる選択もある。
38mmではストラップキーパー自体が目立ち、まとめたストラップが分厚く見える
■ 小さいサイズの方がすっきりまとまる
余ったストラップが垂れ下がるのが気になるなら、ストラップキーパーは導入する価値があると思う。ただ、38mmはストラップキーパー自体の大きさが目立ちやすいので、個人的にはあまり好きではない。20mmは現在でも使用中で、走行中に余ったストラップのことを気にかけることが少なくなった。ストラップの箇所や長さによってはオススメ。走行中のストレスを少しでも軽減するのに役立つかもしれない。
価格評価→★★★★☆ (小さいサイズほど安い)
評 価→★★★★☆ (余ったストラップをすっきりまとめられる方法のひとつ)
<オプション>
年 式→ ー
重 量→1〜4g