購入価格
・スモークポット:4,000円
・スモークチップ:300円
・スモークパウダー:1,000円(無くてもOK)
・クッキングシート:200円
・アルミホイル:100円
・お好きな食材:適宜
鶏ハムスモークのレビューで、ありがたいことにスモークに興味のある方がいらっしゃいました。
安価で確実に美味しくなりますので、是非トライしていただきたいところです。
ここはクックパッドではないとのご指摘もありましょうが、心身の疲れを癒す旨いツマミやタンパク源を自作できますので、お目こぼしください。
今回は手軽に出来るスモークチーズ(雪印ファミリアチーズ使用)をご紹介します。
<用意するもの>
・スモークポット
家庭のガスコンロでスモークができる優れものです。
温度計が付属しており、温燻・熱燻の使い分けができます。
・チーズ
6PチーズでもOKです。
カマンベール入りだとすぐに溶けますので避けましょう。
安売りしているもので十分です。
・スモークチップ
SOTO製のものが300円程度で売っています。
初心者はサクラもしくはブレンドが良いと思います。
・スモークパウダー
なくても問題ありませんが、あるとスモークに深みが出ます。
原材料はアイラモルトで使うピート(泥炭)の粉末です。
・アルミホイル
スモークポット底に敷きます。
・クッキングシート
溶けやすい食材の場合に使用し、網にくっつくのを防ぎます。
アルミホイルでも代用が利きますが、煙を通すので味が付きやすくなります。
<作り方>
・スモークポットにアルミホイルを敷きます
・スモークチップを「一掴み」入れます。
・スモークパウダーを「一つまみ」まぶします。
写真はパウダーをまぶした状態ですが、この後チップと混ぜます。
混ぜるか混ぜないかで仕上がりに差が出ます。
ネット記事では混ぜる記述があまりありませんが、混ぜた方がパウダーに火が入りやすくなり、深みが増します。
・チーズを二つに切ります。
・ポット付属の網を敷き、チーズを乗せます。
このとき、チーズに粗挽きコショウやクレイジーソルトを振りかけてもGOODです。
網にチーズを直接乗せてもいいのですが、クッキングシートを適宜切って敷くと網にチーズがくっつくのを防ぎます。
・弱火で6~8分加熱。ポット内が65~70℃になったら火を止めます。
火を入れ過ぎるとチーズが溶けます。
・その後一旦80℃程度まで温度が上がり、徐々に下がってきます。
この行程で食材に色が付きますので、蓋を開けたい気持ちを抑えましょう。
・室温まで下がったら出来上がり!
チーズはまだ熱を持って柔らかいはずです。
(撮り忘れました。以前制作したチーズの画像ですが、いつもこんな感じの仕上がりです)
温かいまま食べても美味しいですが、1週間程度冷蔵庫で保存しておくと、スモークの香りがチーズに徐々に入り美味しさが増します。
そのまま食べても良し、カナッペにしても良し、ハムと合わせてパンに挟んでも良し。
食べ方は是非奥様などに聞いてみてください。きっと喜ぶはず。
<注意事項>
・家の中で平気なの?という質問をよく頂きますが、大丈夫です。
アウトドアスモークではチップに直接着火するので煙がモクモクですが、ポットの場合はチップを加熱して焦がす程度ですので、煙もあまり出ず、換気扇&少々窓開け程度で充分です。
ホットプレートで焼肉する方がよっぽど被害が大きいですww
それでも気になる場合は、カセットコンロ持ってベランダへGO!!
・温燻と熱燻との境目は約80℃です。
先述した鶏ハムなど、火を入れても問題ない(もしくは火が入って欲しい)食材のときは熱燻ゾーンまで加熱してください。
逆に、チーズやゆで卵など、火が入りすぎないようにするには、70℃前後の温燻ゾーンにとどめましょう。
イニシャルでポットの価格がやや高いですが、チーズはじめスモーク食材は結構高いことを思うと、数回で元は取れます。
pajamamanは、週1-2回は作っており、もう100回は使ったかな??
最近では、職場の方からかなり注文が入るので、ポットをもう一つ買おうか悩んでいますwww
価格評価→★★★★☆(←本当に簡単ですよ!)
評 価→★★★★★(←安い食材がレストラン以上の味になります)