ROVAL RAPIDE CLX 40
ROVAL RAPIDE CLX 40 2016年度モデル
購入価格 ¥280,000
【使用者プロフィール】 体重:95kg 主な用途:ロングライド(100km~200km) レース:出走実績無し。興味もなし。 登坂:非常に苦手(ヤビツ最速60分) ブルベ完走実績:200km、300km キャノボ完走実績:名古屋(名古屋城)-東京(日本橋) 360km ホイール履歴:アルミロープロホイールを4種類ほど使用。
どういう乗り方をしている人が書いているレビューなのか、 なんとなく想像いただきながら読んでいただけますと幸いです。
【購入動機】 1.ディープリムホイールが欲しい。 2.普段使いできるカーボンクリンチャーが欲しい。
この2点でした。特に2については、一度買えば数年は使うことを考えると、 今カーボンクリンチャーを使い始めておかないと、 ディスクブレーキの時代が来てしまうと思い、背中が押されました。 少しでも速く走りたい、少しでも楽に坂を上りたいといった思いからの 購入ではなかったというのは。。特殊な部類に入るのかどうかはわかりませんが(笑) 初めて完成車を買ってしばらくすると誰もが持つあの・・・ 「ディープリムホイール。。かっこいいなぁ。。いつかは。。」 という思いを成就させたかったのです(笑)
【検討他ホイール】 ・BORA 50 クリンチャー
製品にばらつきが大きいという評価を見かけ、ビビリました。 また、ROVALより価格が高いことも、候補外となった理由です。
【現在までの走行実績】 500km程度
【見た目】 大満足。40mmハイトながら、リムがブレーキ面も含め 統一感のある色合いのため、実際のハイトより高いように感じます。 ロゴデザインは2015年モデルのほうが圧倒的にかっこいいと思います。 マットなブラック塗装が非常に良いだけに、唯一残念。
【ブレーキと発熱】 カーボンクリンチャーで最大の関心毎はコレですよね。
試乗会にて、実際に自身でも使用しているスペシャライズドの社員から、 下りでガンガンブレーキをかけても問題ないと、聞いていたものの、 大枚はたいて買った、今後数年は一緒に過ごしていきたい相棒が 本当に大丈夫なのかは不安で仕方がありませんでした。
表ヤビツをそれなりの速度で下ってくる程度では さわれないほどにリムブレーキ面が熱を持つようなことはないことが 確認できましたので、まずは一安心です。 もしかしたら、アルミリムよりも放熱されているかもしれないです。 (灼熱地獄の峠下りなどではどうなのか。やはりまだ不安です。)
「アルミリム+シマノブレーキシュー 」 という組み合わせで長らく使用していましたが、 「カーボンリム+Swiss STOPブレーキシュー」 (形状から Flash Evo Black Princeと思われる標準添付シュー) という組み合わせに変わったことで、ブレーキレバーを引いたときの感触が これまでと違いすぎていまだ慣れないです。 具体的には、スピードコントロール時に当て効きさせているときの、あたっている感、 大きく減速したい場合に力強く握りこんでいったときの、レバーから伝わる反発感が 違いすぎるのです。
ドライ時の制動距離はアルミリムと遜色ありませんが、 ウェットコンディションは未体験のため、わかりません。 また、それなりの速度から勢いよくブレーキをかけた場合、音が。。。すごいです。。。
【エアロ効果】 これまで使用していたロープロホイールと比較した場合、 ある程度の速度で巡行中の状態からさらに加速する際に、 スルスルと楽に加速できることを体感できます。 また、40km手前あたりから足を回すのが少し楽に感じます。 感じるだけですので、ちゃんと疲れます。
常時一定の横風が吹いている状況ではなんの怖さもありませんが、 突然の強烈な横風に襲われると、特に前輪が持っていかれます。 ロープロホイール時代には感じたことのない恐怖を感じました。
【旋回性能】 下り坂での旋回では、以前使用していたロープロホイールと比べ 反応が早く、自分のイメージしている旋回ラインよりも内側へ切れ込んでいく印象があります。 スポーク長の違いからホイールの反応が早くなっていると思われます。 絶対的な旋回スピードが高まっている印象はないのですが、 これは、乗りなれていないことが大きいようにも思います。
【登坂性能】 デブは痩せないとどんなホイールを使っても一緒。 登坂が楽になんてならないっ!
【漕ぎ出し】 重いとか軽いとか意識して乗ったことありません。 ホイールレビューによく出てくるこの漕ぎ出し。 そんなに大事なポイントでしょうかねぇ。
【乗り心地】 特に乗り心地に対しての感想はありません。 こういったホイールに乗り心地を求める人もいないと思いますが。。。 ロングライドをして帰ってきた際の疲労感は ロープロ時代と変化ありません。 ホイールの最大空気圧は130psiであると記載があります。
【添付品】 ・カーボン用ブレーキシュー(Swiss STOP) ・デカール(線のデカールが10色程度) ・カーボンバッグ ・製造年月日の入った最終チェックシートのようなもの。 ・フリーハブ取り付け方法の簡易マニュアル
【まとめ】 レースに出るわけでもないのに性能なんて追い求めるわけないじゃん。 みんなそんなに性能なんて求めてホイール買ってるわけ?マジ? 速いやつはR500だって速いんだって。もうみんな気づいてるでしょ? 大事なのはみためだって。み・た・め。 と、本音をぶっちゃけまして。。。
普段使いできて、今流行りのカーボンクリンチャーで、ディープなリムで。 ホイールなんてレースに出ないロングライド好きにとっては単なる自己満足の世界。 ディープリマー(今思いついた造語)になれた自分に大変満足しております。 休憩中などもついつい眺めてはニヤニヤしてしまいます。
価格評価→★★★☆☆(ちょっと前まで定価23万円だった) 評 価→★★★★★(所有欲が満たされた。カッコよすぎる。) <オプション> 年 式→2016 カタログ重量→ 1,375g(実測重量 未計測)
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