購入価格 ¥570(もり蕎麦)とか¥670(肉蕎麦)とか
埼玉の北東部は、意外と知られていないソバの栽培が盛んなところ。
古利根川や元荒川によってつくられた砂地が栽培に適しているのだろう。同じく砂地を好む梨の栽培もけっこう盛んである。
そんなわけで、農協の食堂が出すお蕎麦がけっこうおいしい。
場所はこちら。
赤線で示したのが、見沼代用水沿いに走る緑のヘルシーロード。用水路管理用の農道をサイクリングやウォーキング用に開放した道である。一部自動車も走る区間がある。
ちなみに、見沼ヘルシーロードについてはちゃんとレビューがあった。ルートの魅力や走る際の注意点については、GlennGould、mia両氏がしっかりとレビューされている。
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=4940&forum=124残念ながら、GlennGould氏の丁寧なレビューに添えられたルートのリンク先が、サービス移行によって消えてしまっているのだけれど。
私が付け足すのは、全くと言っていいほどアップダウンがなくて坂ぎらいにはもってこいということと、県のウェブページくらいか。
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0906/863/herusiii.html私が図示した範囲は、このヘルシーロードの、両氏がレビューしているあたりから10km以上北方にあたる。
ヘルシーロード方面からのアクセスは、黒点で示した交差点でヘルシーロードを離脱し、西へ向かうのがよいだろう。
圏央道(2015年7月現在、建設中)に平行して走る道は水田地帯の中。路面はトラックの轍、アスファルトのひび割れとよくない。路側帯も狭いので、ちょっと注意を要する。曜日と時間帯によってはとても交通量が少ないのだけど。
一方、緑矢印で示した先、8kmくらい南西へ走ると荒川の太郎右衛門橋(東京方面から北上するとホンダエアポートの先にある橋)に至る。この県道はトラックを含め交通量が非常に多いので注意がいる。ちかく圏央道のICが完成するとどうだろうか。より混雑するだろうか、トラックは少なくなって走りやすくなるだろうか?こちらは圏央道の関連工事で道路自体は整備されなおされ、舗装状態はよい。
食堂は、JAの施設や農産品直売所に隣接している。JAの大型サイロが遠くからも目印になってくれるし、大きな交差点に面しているので多分迷うことはないと思う。
サイクルラックはないので、どこか片隅にとめておくことになる。本気の泥棒よりも興味本位のいたずらが怖い感じなので、しっかり地球ロック&簡単に外せる付属品などは自転車から外して店内に持って入ろう。ボトルくらいは残していくことも多いです。とりあえず今のところ盗られたことはないですが、目に見える範囲に置いておくことは不可能なので、用心するに越したことはないだろう。
内部はこんな感じ。これは平日のお昼過ぎ。休日のお昼もこれくらいで、一人二人なら席の確保にギリギリ困らないくらい。ちなみに営業時間は11:00~17:00、だったと思う。
セルフ式なので、画像の左手の券売機で食券を買い、奥のカウンターに差し出して番号が呼ばれるのを待つ感じ。お茶やおしぼり、テーブル拭きまでDo it yourselfである。
客層としてはJAの直売所目当ての人がほとんどなので、自転車乗りはちょっと浮いてるかもしれないが、路上では見慣れた存在ということで、とくに好奇の目にさらされるという感じはないから、まあいいか。これ、私が鈍いだけ??
もり蕎麦と、かき揚げ。盛りが豪快だなあ・・・
ソバの産地は地元とは限らず、長野県あたりからも調達しているが、純国産。機械打ちだと思うが、新鮮で香りがしっかりとしていて、腰のある良いお蕎麦である。つゆは関東の標準。薮系統の塩辛いのではない。
高級店には味の面で及ばないが、盛りの豪快さではダブルスコアくらいつけて勝っている(笑
ちなみにざるそばもあるが、ここに刻み海苔が、これまた豪快にドバッと乗る(苦笑)。お蕎麦にへばりついてちょっと食べにくいので、私はもっぱらもり蕎麦派である。
売りは蕎麦だけではない、梨入りカレーとか、もつ煮が食いたいとか、埼玉と言ったらうどんでしょ!というリクエストにも答えてくれる有能な奴である。梨の季節になると、隣接の直売所では気の良いおばちゃんによる梨のエンドレス試食が待ち構えていたりする。ありがたくいただき、気に入ってかつ荷物を持てるなら、ぜひお買い上げを。
最後JAのステマのようになってしまった・・・
価格評価→★★★★★ (安い美味い)
評 価→★★★★☆ (レーパンジャージではちと浮きます、が私は慣れました)