購入価格 ¥ナイショ
あまり見向きされない車両かもしれません・・・でも!(苦笑)
ロードがスピードの爽快感を味わうものなら、トラ車は低速でのバランス感覚を味わうものだと思います。
止まっているのが全ての基本ですから、ロードと真逆です。
ロードとトライアルの間にあるのが、MTBなのかな・・・
サドルがないので、座って休むこともできません。
頑張ってスプリントしてもせいぜい緩い駆け足程度。
近所のコンビニですら行く気になれません。
フロントフリーのノッチ数は108。
惰性で足元からジャーーーっというけたたましいノッチ音が。
でも、このやたら不便な自転車には、魅力がたくさんあります。
飛んで、跳ねて、飛び乗って、ウィリーやマニュアルで遊んで・・・
サイクルコンピュータも、ビンディングペダルも必要ない。
ツールキットや、補給食や、ドリンクボトルもいらない。
グローブと、ヘルメットと、ゴム底スニーカーと、すね当てと。
一番大事な、楽しむ気持ちがあれば、どこででも遊べます。
雨が降ったって、軒下やガレージで十分。
スタンディングからフロントアップするだけでも、気分が上がります。
小さいだけあって反応はとてもピーキー。
気を抜くとすぐにバランスを崩します。
コノヤローと思いながら飛んだり跳ねたりホイールを上げたりするのが楽しくて仕方ないです。
BBのアップ量は実測で約60mm。
今時のトラ車としては大人し目で、(それでもまだ)扱いやすいスペックです。
さて、スペックです。
・フレーム色はいわゆるRAW。ヘアラインフィニッシュが美しい。
・ホイールは前後ともTry-All。穴から見えるのはチューブです。
ヘビーデューティなチューブなので、穴からはみ出てるのがデフォルトです。
荷重の掛かるリヤはダブルウォールで特に丈夫になっています。
・ブレーキは前後ともMAGURAのHS-33油圧リムブレーキ。
剛性の高いアルミフレームをいとも簡単に撓ませます。
ブースター入れて、ブレーキ面をサンディングする(いわゆる自家製エグザリット)予定です。
・ペダルは定番VPダブルケージ。
踏み外すとスネに食い込みますので、シンガードは欠かせません。
・ハンドルバーはECHOのアルミ700mm。
しなりは必要なし。丈夫であればいいです。
・段差を越えるためのフレームガード。これに段差の角を引っかけて
よじ登ります。
まだ新品のこれがグサグサになります。
・そのほか、定番ECHOとTry-Allのパーツで組まれています。
現在8.6kg
F:2.0/R:2.5のタイヤをTry-Allにすればもう少し軽くできるかな。
もっともっと、少しでもコントロールを上手く出来るようになりたい!!
そう思わせるのがトラマシンです。
ロード最高!マウンテンも好き!でも、やっぱりこれもやめられないです。
※恐らく2011モデルのMarkⅡだと思うのですが、リヤにディスクマウントがなく油圧リム専用フレームでした。少し特殊なモデルなのかもしれません。
価格評価→★★★☆☆(←一級品パーツで組まれていますので)
評 価→★★★★★(←とにかく楽しい!是非一度体験してください!)
<オプション>
年 式→2011