購入価格 ¥27000(オークションにて落札)
初めてのレビューなのでまずはこれから書いていこうかなと思います。
購入に至った経緯ですが、メインでSCOTT CR1 COMP 2013を所有しており、普段使いにTREK 7100(クロスバイク)を使用していたのですが
TREK7100のほうがかなり調子が悪く、15kmくらい先の職場に行く際などに使うにはかなり不安があったので安めのスポーツバイクがもう1台サブに欲しいなと思ったことからでした。
TREK7100はペダルが砕けてしまったことにより僕が命の危険に晒される羽目になった車体でもあるので、そういう意味であまり直そうという気にならなかったのもあります。
本来、これくらいの価格帯だとクロスバイクやフラットバーロードが先に選択肢に浮かぶのですが、ドロップハンドルが使っていて心地よかったためにロードで探す事に。
もちろん、世間では10万円以下のロードなんて、という人もいることは承知の上で購入に至りました。
そういう経緯で買ったこれでしたが、結果的に大正解でした。
気に入っている点をいくつか挙げていくと
・カーボンフォーク採用
都内を走るのがメインなのでそう酷い路面も多くないのですが、手が痛くなったりすることはほとんどないのはこれに由来するのかもしれません。
・かなりアップライトなポジション
僕は2台目のロードなのでそうでもないのですが、最初の1台としての選択肢で考えた場合、このポジションは初心者の人には優しいのではないかと思います。
・リア8段、フロント3段の幅広いギア比
フロントがトリプルなのは重量面ではやっぱり不利なのだとは思いますが、リアの変速が8弾であることを補っているのでこれはこれで気に入っています。
まぁ基本は一番軽いのは使わないのですが・・・まぁ、いざというときの精神的な余裕には繋がります。
・ホイールは特に振れやすかったりはしない
まんまですが、まだあんまり振れてません。ものすごい振れやすいってことはなく、扱いに困るホイールではないかと思います。
・ダルさを感じさせない
上手く言葉にできないのですが、ロードに乗る!って考えて乗っても、あれー?ってなることはなかったです。
CR1と比べると、と言われるとやっぱり違いはあるんですが、自分自身がそこまで速いとか経験豊富でもないので、これでも立派に気持ちよく走れます。
軽くはない車体ですが、アルミフレームの硬さがいいんでしょうか?走っていて他の車体と比較して苦に・・・ということは特に思いませんでした。
少なくともTREK7100とSCOTT CR1 COMPのどっちに近い感覚で乗ってるかっていうと、僕は後者に、だと思ってます。
こんなところでしょうか。
感じ方にもよると思うのですが、自分は上記をメリットと捉えられました。
逆にどう考えてもこれはちょっとと思うところは
・純正のブレーキシューが信じられない程効かない
思い出しても身の毛がよだちます。ブレーキを全力で握っても全然止まりません。雨とか坂とかそういうことすら全然なく、普通に平地を走ってて本当に全然止まりません。握ってから数メートル平気で進みます。僕は平気じゃないです。
幸いにして気づかずに山に行ってしまって下ってる時に、とかいうことは起き得ないと思います。もうすぐに気付けるくらいにやばいので・・・
あまりに恐ろしくてすぐにアリゲーターのブレーキシューを買ってきて前後交換したところ無事に効くようになったので、キャリパー側というより全面的にシューが悪いんだと思います。
ただ、しばらくしてBR-R561に交換したりもしたんですがカッチリした効きは相変わらずありません。
R561がCR1についていたときにはそこそこしっかりしていると思っていたんで、ケーブルかマイクロシフトのレバーのどちらかに原因があるのは間違いないかと。
・ブレーキがロングアーチを要求してくる
またブレーキのことですが、今度はキャリパー交換です。
カタログスペックだと「アルミ キャリパー」というなんともアバウトな書き方をされているために、まさかロングだとは思いませんでした。
まぁ、なんとか着けられたんで上記のBR-R561を使っちゃってるんですが、あまり親切な書き方じゃないんじゃないかなーと思っております。
・純正サドルが痛い
これは僕の尻に合わなかっただけかもしれませんが、もうずっとすんごく痛かったです。痛くて耐えられなかったんでこれも替えました。
行きつけのお店の店長さんのオススメでSPORTOURERのX RACE GEL FLOWに替えたところ問題なくなったんで、こちらに関しても後ほどレビューをさせていただこうかなと思っております。
・付属のペダルがあまり使いやすくはない
トークリップつきの樹脂ペダルが付属しているんですが、クリップ部分の形状が手前に向かって狭くなって靴を締め付けるようになっていることから嵌めづらく、あまりいい印象にならず、結局すぐに三ヶ島製のペダルに替えてしまいました。
その後、そもそもトークリップが使いやすくないと感じていることに気がついたため、CR1につけていたPD-A530をこっちに移植してしまいました。SPDは快適です。
以上です。
ただ、気になる点は全て部品交換で解決してしまいましたし、買っても大体1万円くらいはかからなかったと思います。
余り物の部品を再利用したのもありますが、全部で8万円行かずにこれだけになるなら素晴らしいコストパフォーマンスなのではないかと感じております。
まぁ僕自身はオークションでたまたま新古品みたいなものを手に入れることができたのもありますが、それにしてもちょっと興味のある人が手をつけるにはいい選択肢なのではないかなぁと。
また、サイズがそこそこ小さいものもあるみたいなので、成長期の中学生なんかが買うのでもありかもしれません。
とりあえずロードってこんなもの、っていう掴みとしては63000円という定価、実にいいんじゃないかと思います。
同じ価格帯のクロスバイクやフラットバーロードとの比較で考えると、やっぱりドロップハンドルであることはアドバンテージになると思います。やっぱり使いやすいですよね。
また、クロスバイクに対してのアドバンテージですが、僕みたいに他にロードを持っている場合はパーツの使い回しが出来るという点は大きいと思います。
エンド幅をまだ測ってないんでホイールはあれですが、とりあえずブレーキは使いまわせましたし、今後もCR1から余剰パーツが出たらどんどん試してみようと思います。
いろいろなことにチャレンジしてみようと思えるような気軽な車体として、SCHWINN FASTBACK3。とても満足な1台です。
あ、でも悪いことは言わないんでブレーキシューだけはアリゲーターのRD-320あたりが前後揃えても1000円くらいなんで替えたほうがいいです。もちろんR55C3とかならなおいいと思いますし。
価格評価→★★★★★(素晴らしいコスパ!!)
評 価→★★★★☆(定価を考えると★4つだけど、ブレーキシュー交換しないなら★2つかも・・・)
<オプション>
年 式→ 2013
カタログ重量→ 10.3kg