購入価格 ¥24000(中古)
Rim Alloy 6066 T6 - Flash Welding
Front Hub 2 sealed bearings - 20H
Rear Hub 4 sealed bearings + 1 Needle bearing - 24H
Lacing Front: Radial Rear: 2 Cross
Spokes PRO-LITE 2.2mm double butted stainless steel aero spokes
Nipples Alloy T73
100% hand built
Made in taiwan
重量 F618+R864=1482g
PRO-LITE
http://www.pro-lite.net/ -------------------------------------
数年前リムハイト27mmで1500g以下、それでいて3万円前後という恐ろしいコスパを誇ったホイール。
ベアリングもJapanese EZOを使用しており、手持ちのホイールだと最も無負荷の回転は良い。
※手持ちだと最も回転が良いのはHB-6600アルテハブという人の主観です
使用感は語れるレベルではありませんが軽量・回転の良さは確実に体感できています。
海外のレビュワーの評価は概ね高いのでそちらを見て下さいm(_)m
ラチェット音はかなり大きい方です。
2012年のブログの記事でリヤにスポークブレースが付いたモデル(本品には無し)を購入し、
ラチェット音は無音と書いてる人を見つけたので、年式によって違うのかもしれません。
年式が分からないのですが、10sである事と、road.ccのレビューの商品画像と日付からすると2009~11年あたりのモデルではないかと思います。
2012ではリムサイドのロゴのBraccianoの部分が筆記体では無くなってます。
Pro-Lite Bracciano Hub Sound
VIDEO
2011/06/04 にアップロードされた同モデルのラチェット音の動画がありました。
YouTubeのProLiteNewsやprolitebossアカウントで他の・・・カーボンホイールの製造工程やメンテナンス動画なんかも見れます。
Pro-Lite Tandem Wheelset Hand built wheels
VIDEO
工場で手組されており、高級ホイールのようにシリアルナンバーの入ったステッカーが貼られています。
メモっておけばもし盗難されても見つかる可能性が上がると思います。
見た目は結構地味で、リムサイドのロゴはプリントで落ちません。
スポークは(2.0-1.6)2.2×0.9mmのダブルバテッドエアロスポークだけど横幅が2.2mmと狭いので一見プレーンに見えるぐらいです。
ちょっと待てダブルバテッドスポークとエアロスポークは聞いたことある、
ダブルバテッドエアロスポークって何ぞ?と思ったら、
頭の(2.0-1.6)というのは、φ2.0-1.6のダブルバテッドスポークを後述の寸法にエアロ加工したという、案外複雑な事をやっています。
最近はこんなのあるんだ、とびっくりしました。
高級機材に触れる機会がある人は以前からあるのは知ってるんでしょうけど。
というかぶっちゃけ、調べたpdf見るまで気付きませんでしたw
現行モデルはスポーク材質はSandvik Stainless Steelと記載しています。
そこからのヒントで、スポークが台湾の
Pillar製
http://www.pillarspoke.com/ という事が分かりました。
Pillarはスポークのお尻の刻印が"P"です。
・・・がしかし、PillarのウェブサイトのButted AeroシリーズのPBA 1422っぽいところまでは分かりますが
ベーススポークのダブルバテッド部分の寸法が記載されてないので同じものなのか分かりませんしブラックの設定もあるのかどうか。
そもそもPBA 1422自体どこで買えるんだという疑問が。
スポーク折れたらどうするの?困ったちゃんです。
ホイールに詳しいショップなら用意できたりするんでしょうか?
ハブはN●VATECらしいです。
TNiでこんなハブあったような。。。
ベアリングはPro Lite - Bracciano A42 ベアリングとして
699RU×2(フロント用)、6902RU×1・6802RU×1(リヤ用) EZO製 がwiggleで前後各2718円で売ってます。
EZOでは2RUが両側非接触ゴムシール型だそうです。
これが本品に合うかどうかは確認してませんが。
monotaROだと699は両側非接触ゴムシール型が見当たらず鋼板シール型しかありません。
重量スペックは1482gとこの価格にしては異様に軽いです。
といってもノーブランド中華製とかではなく、みんな大好き台湾製です。
2012年時点でセールで25000円程度で買えたという情報を見ると私の2014年での購入価格は失敗というか出品者大喜びでしょうね。
確か、新品と1万円も変わらなかった記憶が。
で、届いたのは走行中スプロケ側にチェーンを落としてスポーク傷及び曲がり振れが若干あるというものでした。。。
中古なりで大きな傷は無いんじゃなかったのかよと怒りが込み上げました。
クレーム入れたけど返事がないし。ヤフオクの落とし穴ですね。
でも300取引以上してこんな罠を仕掛けられたのは初めてのことでした。
幸い、振れ取り台とテンションメーターもあるので自力でなんとかなりました。
不良というと2012年購入者でリムの溶接部が異様に盛り上がって返品した方を見つけました。
本品は溶接跡がどこなのかさっぱり分かりません。
現行品は多少盛り上がってるのが正解なのかがどうは分かりません。
PRO-LITEはフレーム・フォークも作っておりOEM先もあるようです。
私は1万円弱で買ったAeolus(OEM先のメーカー、出品者がPRO-LITEとして出品し発覚)カーボンフォークも使ってますが悪い印象は無いです。
PRO-LITEのちょっと残念なところは、ありきたりなブランド名なので、
普通に検索しても他のジャンルの商品とごちゃまぜになって必要な情報になかなか行き着かない事ですね。
だから、レビューの少ない製品だから実際どうなんだ?と情報をかき集めるのに無茶苦茶苦労しました。
問題は国内に代理店が無いので補修部品をどうするかといったところ。
台湾製なので、台湾の通販サイトなんかで取り扱ってくれればと思って
サイクリングエクスプレスで取り扱わないかなーと思ったのですが、
最近PRO-LITE商品を取り扱うようになりました。
(・・・でも、価格が英国通販サイトより高いのはなんでなんだぜ。。。)
補修備品供給に問題がなければPRO-LITE製品はもっと日本でも売れると思います。
ヤフオクなんかでちょくちょく出品している業者もいます。
PRO-LITEはwheel_service_manual.pdfを公開しており、
モデル毎のスポーク長さやテンション(測定基準はDTのt/e/n/s/i/oテンションメーター)も分かるようになっています。
このファイルは
http://www.pro-lite.net/ や
www.pro-liteoz.com 内に格納されており、古いものも検索すれば探し出すことができます。
2011年モデルは別途、
http://2011.pro-lite.net/ 以下にpdfファイルも格納されてます。
長さに関してはこの表と手持ちのものが合ってるかは分からず。
なぜなら、年式がはっきり分からないからです。
もし1本でもスポークが折れたら真偽を確かめてみます。
長さはF278、R281/285mmで現行と変わらない(現行のスポークは2.2Aeroという表記)ようです。
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現行モデルはリヤにスポークブレースが追加されています。
ブラック: 613g (フロント) /799g (リアShimano) / 829g (/Campagnolo)
シルバー: 628g (フロント) /866g (リアShimano) / 896g (Campagnolo)
重量はなんだか良くわからないけど1524gというのは最も重たいシルバーのカンパハブのほうでシマノハブ仕様のブラックは1412gのようです。
色の差で82gも変わる・・・のか?
お値段は¥41207円(wiggle)と高くなってますが十分安いと思います。
補修部品を考えると同価格帯だとWH-6800なんかのほうが良いんですが、
他の人と同じじゃ嫌だとか安くて軽くてスポーク多いのが欲しい人なんかはレッツ人柱!してみると良いかもしれません。
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★☆
<オプション>
年 式→2011?
カタログ重量→ F618+R864=1482g(リムテープ・クイック含まず)